ある方からメッセージをいただきました。
荒川さんに相談したい。
どうして良いのか分からない…と。
学校内でのいじめ。
東海地方の方の悩みです。
メディアと絡めてこのテーマで書きますね。
私は北海道新聞社の社会部記者時代、
教育担当も経験しました。
北海道教育委員会の記者クラブに籍を置き、
教育面の記事を1年間、書きました。
学校がいかに閉鎖的なのかも知っています。
記者クラブでは毎月、
教職員の懲戒処分の発表があります。
それも記事にすることはするのですが、
こういう場合は「都合の悪い」ことはできるだけ隠します。
当然ですね。組織ですから。
そんな閉鎖的な学校現場で起きるいじめです。
教室という閉ざされた場所で、
ましてや教師が見ていない場所で起きるいじめ。
なかなか表に出て来ませんし、
証拠が無ければ誰も動きません。
では、どうしたら良いのか。
いじめがあった場合、
克明にメモを取ってください。
記録するのです。
具体的に書いてください。
〇月〇日、曇り。〇時〇分ごろ、
〇と〇君が息子を〇に呼び出した。
〇と言った。
一方的な書き方では説得力がありません。
客観的な事実もほしい。
ボイスレコーダーをカバンや衣類に仕掛けてもいいですし、
電波を数百メートル飛ばせるカメラもあります。
具体的な証拠を突きつける用意をしましょう。
私も不正を追及する取材の時、
カバンにボイスレコーダーをしのばせ、
監督官庁の幹部と会いました。
「言った」「言ってない」
「知っていたはず」「聞いていない」
こうしたことにならないように準備しました。
具体的に証拠を集めたらどうするか。
学校に訴えますか?
教育委員会に訴えますか?
私は違うと思う。
学校も教育委員会も動かないから深刻な事態になったのだから。
新聞社に証拠を出してください。
電話ではダメです。話だけで終わるから。
「言った」「聞いていない」のやり取りを
新聞社との間でも起きる可能性もあります。
証拠はすべてコピーして手元に残してください。
新聞社から「受け取っていない」と言われないように。
克明なメモや録音、映像があれば、
新聞社は動き出します。
真実だと分かる証拠を握りながら伏せて、
学校や教育委員会に取材するはずです。
1つの新聞社が動かないなら、
別の新聞社に持って行ってください。
いじめが事実なら、
新聞社同士のプライドに懸けさせるのです。
取材を競わせてください。
なんでもそうですが、
身内の不祥事には甘いものです。
外圧には弱い。特に教育現場は。
メディアコンサルタント・荒川岳志
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