テレビ局デスクの一日 | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。


(これは東京タワーですよ)

長期化する話かな?

テレビ局ニュースデスクだった時は、
24時間体制でキー局と連絡を取りました。
最初の1年間は私1人がニュースデスクで、
何から何まで私に話が飛んできました。

夜中でも未明でもキー局から電話が来ます。

「北海道で漁船が銃撃されました」
「北海道で竜巻があったようです」

共同通信社が速報するので、
こちらがキャッチする前に連絡を受けることもあるのです。

取材クルーを出すかどうか。
すぐ判断しなければなりません。

クルーは最低でも3人体制です。
記者とカメラマン、車両運転士の3人。

中継車を出す場合は1人加えて4人体制に。
技術部員が中継の段取りをします。



お金が掛かかります。会社としての出費です。

この取材が本当に必要なのか?
この映像は将来、大切になるんじゃないか?
長期化するんじゃないのか?

そんなことを瞬時に考えました。

自分だけで判断しなければならない。
胃潰瘍を3回、患いました。

喫茶店から出前で昼食

平日は午前5時30分に起きました。
テレビ各局の朝ニュースをチェックして
並行して新聞の見出しを追います。
朝日、毎日、読売、北海道新聞の4紙です。

午前8時30分に出社。

デスク席背後に数台のモニターがあります。
テレビ各局の放送が分かるように。
出社したらまず、モニター画面に電源を入れます。

溜まったファクスに目を通し、夜勤担当の報告を受ける。
キー局の当番デスクにも電話します。
前日に取材予定を組んでいますが、変更は当たり前。
隣席のカメラデスクの現況報告を受けながら、
ガラガラと取材を組み替えていく。

釧路や函館など遠方のカメラマンにも連絡して、
映像を受ける手続きもします。
こんな感じです。

荒川です。取材が終わるのが〇時でしたね。
少し遅れ気味です。30分くらい。
素材は何分ですか?15分で収まりますか?
20分くらいありますが、軽く編集したら収まります。
では、編集時間も含めて1時間遅らせます。
その方が助かります。
〇時〇分から15分間、回線を確保します。
了解しました。

私は電話を掛けっぱなし。
昼食は1階の喫茶店から出前です。
麺類は伸びるので選びません。

ニュース番組は午後5時すぎ。
緊張の本番に臨みます。

鬼のようでした

ニュース番組が終わると、
報道部フロアに戻って会議をしました。
報道局長、部長、デスクの私(副部長)
記者、カメラマン、アナウンサー、編集マン。
私が全体会議を進行します。
この会議を私は「報告会」と名付けました。

淡々と事実を報告し合うのが大切です。
悪かったことも正直に。
翌日はさらに向上するように。そう願いました。

私は鬼のようだったでしょう。
全力を尽くさない部員に指摘しました。
勉強不足のアナウンサーにも厳しかった。
私がなぜ、このニュースを選んだのかも報告しました。
ニュース判断が最も大切だからです。
怒鳴ったことは何十回もありました。

今、私がテレビ局のニュースデスクだったら・・・。
やりたくありませんが・・・。
怒鳴らずに丁寧に伝えられるような気がします。
何だか取り留めのない話ですみません。

午後7時30分。
うさ晴らしに出動です。
新聞記者ではありえない早い時刻。

携帯電話をテーブルに置いてビールを飲む。
この時間で酒が飲める・・・。
大変だけど、テレビ局ならではだ・・・。

ああ、ワタシはきょうもがんばった
自分で自分を褒めます。
そんな時に携帯電話がプルル・・・プルル・・・。

「ぬお~~!邪魔するのか~~!」

最後まで「独り言」のような記事ですみません。(*_*)



★★★
メディアコンサルタント・荒川岳志@札幌