イルカ漁を考える | ひふみ塾 世回りブログ

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幸食研究所ブログより一部引用


『国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。』

これは数々の偉大な教えを残してくれた、宗教家、マハトマ・ガンジーの言葉です。
日本は、世界はとも言うべきだが、現代社会は精神性を失って久しい。

不健全さと不健康さを引き換えに、利便性やお金を何よりも重視し、騙し、騙され、お金に出来る事は動物だけでなく、人間であっても犠牲を強いられてきた。

その動物の扱いを見ればその国の姿が良く表れている。

今回のケネディ駐日大使の発言には多くの方がイルカ漁について耳にすることになったが、多くの反論があり、日本の伝統文化だとする反論は非常に多い。

しかしイルカの肉を食べた事がある人はほとんどいないだろう。

そんな事が未だ行われている事すら知らない人の方が圧倒的に多い。

さらに言えば、こんなモノは伝統文化でもなんでもない。
本当にごく一部の勢力の利権であり、強いて言えば、「商業的伝統文化」と言える。

結局はお金なのです。

今のこの日本で、イルカ漁がなくなって、食べれなくなって困る人はいるだろうか?

栄養不足で死んでしまう人はいるのだろうか?





イルカ漁は縄文時代から形跡が残されているとも言われ、明治以前には石川県や静岡県などでそういった記述が残されているが、明治以降では採算と労力が釣り合わないとされ、廃止したとの証言が残されているようだ。
静岡県の川奈、富戸(現伊東市)、田子(現西伊豆町)などでは明治以降に始められているようだが、それは文化伝統などでは全くなく、利権争いなどによりほぼ下火となり、戦後になるまであまりイルカ漁は行われなかった。

現在は、追い込み漁が行われているのは和歌山県太地町のみとなっているが、それも1969年から始まっているのです。

これのどこが伝統的文化と呼べるのだろうか?

本当に一部の食肉用として流通し、そういった事を隠れ蓑にした、一頭あたり数百・数千万単位にのぼるイルカの生体販売ビジネスなのです。

食用という面だけみても、国内でほとんど需要が無いだけでなく、海洋界で食物連鎖の上位に位置するイルカの肉は高濃度の水銀を含んでおり、健康面への影響を考慮しても食用に適していると言えません。
水銀中毒の影響は胎児や子供に最も強く現れるのです。

また、イルカの追い込み漁は残酷の一言に尽きます。
その残酷な追い込み漁の末に行われる生体販売とは、その文字通り水族館などに売られることですが、自分の大切な人や子どもに置き換えて考えた時、イヤもなく売り飛ばされ、見世物にされ、それでも人間のしつけ通りに一生懸命生きる姿を、かわいいなどと言って喜んでいるのは考えてみればどれだけ異常なことか・・。





そしてこのイルカ漁には深い闇とも言うべき、タブー利権が存在する。

誰も必要としないのに、根強く存在するのはそう言った理由がある。
その為、廃止にすれば猛烈な抵抗に合うわけで、国や自治体が廃止にしていく決断が仮にあったとしても、そういったイルカ漁の代わりに代替産業の支援が必要かも知れない。

しかし根本は、必要も無いにも関わらず、商業目的に行われているという事実を知る事が大切だと思うのです。
そして動物の扱いを見直す事がこの国の精神性を取り戻す根本だと思うのです。

イルカだけ言うのは偽善者だとか、不公平だと良く言われる。
だからイルカも他の家畜同様に人間のお金の為に犠牲にする理由にはならない。

出来る事から改めていく事が出来るのもまた人間であり、その少しずつから動物の扱いを改めなければ、いつまで経っても僕達日本人は精神性を取り戻す事は出来ないと思うのです。





**主観で申し訳ありませんが、八丈島でダイビングをした時、ボートと併走して泳ぎ回り、潜っている時に手の届く所まで近くに来てくれた赤ちゃんイルカがいた。

本当に思いが通じているように感じたし、海で自由に生きる権利をまずは守る事こそ人間達の使命ではないかと感じた。



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