正面はバーが基準!
『バーレッスンでの正面が何処か分からない?』
これが理解出来ないと云うのは私にとっては目から鱗でした(^_^;) 言われてみればプロやプロを目指す人達でも『バーレッスンでの正面』と云うのをはっきりと自覚してレッスンしているダンサーは少ないのでは無いかと思われる節がよく見受けられます。
正面が何処なのかを理解しないままにレッスンすれば指導者の指示だって的確に理解出来ませんよね。 これってレッスンしている様でレッスンになっていないと言えます。 ですからバーレッスンでの正面とは何処なのかを確りと理解しましょう!
バレエでの方向とは舞台上では客席面が正面で正面を1として45度刻みに時計回りで1から8までの8方向となります。 ですから縦方向とは1〜5の方向で横方向とは3〜7の方向ですよね。 さて問題はバーが縦と横のどちらの方向に置かれて居るのかと云う事です。
余談ですが『斜めの面(方向)は幾つある?』と生徒に質問したら『4!』と云う答えが返って来た事があるのですが答えは2面です。 右斜め前と左斜め後ろは同一面(一対)ですから反対の斜め面と合わせて2面です。 しかしこれを間違える大人も居るのですから気を付けましょうね。
正解から言ってしまうと1〜5の方向、つまり縦方向にバーは置かれていてバーの左右にダンサーは立ってレッスンする事になります。
これは舞台稽古の際のバーレッスンでも標準的なバーの設置の仕方で横向きの設置は余り行いません。
ここまでは理解出来るとしてバーがもし横向きや斜め向きに設置された場合の正面はどうなるのか?
この時の正面は舞台面とは関係なくバーが1〜5の方向に設置されていると仮定して正面を定めれば良いのです。 もしバーが2〜6方向に設置されたら2と6の方向が自分の前後となり、2(若しくは6)の方向を新たな1として方向を決め直してます。
つまり観客を正面とした8方向と云うのはあくまでもセンターレッスンでの話で、バーレッスンではバーを基準として正面を決めています。
片手バーではバーと平行に前後方向があり、両手バーではバーと直角方向に前後があるのです。
ですから片手バーではプレパラシオンで立っている時の自分の前面を正面としてアンシェヌマンを始め、アンシェヌマンが終わるまで正面が変わる事がありません。
しかしプロダンサーでも“エファッセドゥヴァン”の際に頭を横向きにしてしまう人が多いのですが、“エファッセドゥヴァン”で頭横向きは正しくありませんよね。 正面がどちらなのかを認識してレッスンして居れば、この様な事は起きない筈ですから、正面が何処なのかを理解する事は正しくレッスンする上で物凄く大切な事となります。
方向とは正しくレッスンする為の基準となる物なので正しく覚えてレッスンして下さいね(^_-)-☆
