ご法事やお葬儀でお膳の蓋を開けるタイミング | 伊丹のおくりびと

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伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。

昨日が土用だと知ったのは仕事を終えてから参加した勉強会での事でした
 
ども、おつかれさまです。伊丹のおくりびと はやみんです。
 
 
 
 
今日はお葬式の時にお客様にお出しするお膳のお話です。
 

(写真はイメージです)

 

 

 

伊丹市を含む阪神間では

 

葬儀を終え火葬場へ故人様をお送りした後

 

お骨上げまでの時間に精進上げのお膳を食べます(一部地域を除く)

 

 

 

 

さくらホールの場合も配膳を整えて火葬場からお客様のお帰りを待ちます

 


火葬場からお帰りになられたお客様がお席に着かれたら
 
お骨上げの時間の説明をし
 
喪主様にご挨拶を頂きお斎がはじまる。
 
 
 
まずはお飲物を汲み交わし

おしぼりで手を吹きながら
 
一通りの労いの会話が落ち着くと
 
お箸を取りお膳の蓋を開ける
 

 

 

一気に開ける人もいれば


手前をそーっと上げてお料理を一旦チラ見してから開ける人もいる

 

 

 

蓋を開け「うわ〜♪」とお料理を目で楽しんだ後

 

邪魔になるのが手に持っている蓋。

 

 

 

いつ頃からだろうか

 

それを見ていてスッと蓋を預かるようになった

 

もう何年も前から続けている事で

 

今では当たり前に蓋を預かる。

 

それを見たお料理屋さんの配膳担当者も

 

蓋を預かるようになる

 

 

 

が、

 

 

 

大切なのはそのタイミング

 

 

 

 

早すぎても遅すぎてもダメなんです。

 

 

 

 

新人で慣れない配膳担当者さんが来ると

 

そのタイミングが解らないのか

 

まだおしぼりで手を拭いているのに

 

「お蓋をお預かり致します♪」って声をかけてしまう

 

そうすると言われたお客様は急いでお箸を持ち蓋を開けて担当者さんに渡す。

 

それを見た隣の人も慌てて蓋を開けようとする

 

また隣の人も、、、な連鎖になってしまう。。。

 

 

 

 

これでは蓋を開けた瞬間の「うわ〜♪」を楽しめない

 

 

 

 

また、遅すぎるとお膳の下に敷こうとお膳自体を危なっかしく持ち上げようとしてしまう。

 

 

 

 

お客さまのタイミングで蓋を開け

 

お料理を目で楽しんだ直後

 

まさかお客さま自身も今自分が手に持っている蓋の行き場に困るとは思いもいしていない。


 

 

 

場の雰囲気の邪魔にならないように存在感を隠して待機し

 

 

手に持った蓋の行き場を考え始めるその瞬間に

 

「どうぞお預かり致します♪」なのです。

 


 

さっさと集めてしまうより物凄く時間はかかるし

 

全員の蓋を預かるまで他の作業ができない。

 

 

 

 

小さな事かもしれないけれど

 

このタイミングは大切にしたい

 


 

 

お客さまがさくらホールで過ごす数日間

 

すべての場面に於いて物事が滞ることなく

 

自然にスムーズに進められるようサポートする事で

 

故人様を送る事にもっと集中してもらえればと思います。