クマゼミが鳴き出した、今シーズン初クマゼミだ、
表題に書いた遺言だが、
書で残したり、映像や音声で残すのとは別に
一番多いのは遺志として家族に伝えておくと言う方法である。
葬儀の打ち合わせをしている時に
「主人が生前にこう言ってました」などと
訴えて下さるので汲み取りながら進めて行く。
しかし、どうにもこうにも困った話がある。
葬儀社も困るし、家族も困る話である。
「自分が死んでも葬儀は出さなくていい、誰も呼ばず
お経も要らないしお墓も建てなくていい」
と言い残して逝く人がいる。
団塊の世代から上の方に多い。
この言葉で葬儀屋さんが困ったと言っても
売り上げの減少程度の話だから良いのだが、
家族は大変である。
息子は会社の関係など忌引きを取りながら
一切を断らざるをえない、
それどころか、親の葬式も出さない 奴扱いもされかねない。
妻は妻で親族からの総攻撃を受ける。
荼毘に伏す前ならまだもめるだけもめて道を探せば良いが
事後報告なんてしてしまった日にはそれこそ最悪である。
家族は親戚から村八分を受け、九州の故郷では本家のおじさんが
檀那寺で戒名を頂きちゃんと村の人達を呼んで葬儀をした。
と言う話も目の当たりにした。
墓を建てるなと言う事は、
自分の子や孫に墓参りをさせないと言う事。
先祖を敬う心を教えないでどうするんでしょうか
先の大戦での敗戦のせいで、
あの世代の日本人は経済とお金に振り回されて
アメリカの真似ばっかりして
大切なモノをないがしろにし続けて来てる方が多すぎる。
その挙げ句が、気持ち悪い事件が多発して
人がすれ違う時に挨拶さえ出来ないような
今のこの国の姿なんだろう。