雨は好きです。
この季節になると鼻腔が敏感になる。
雨が降り出す前の湿度が上がってきてる時の空気も好きだし
降り出した時アスファルトが濡れたむせるような空気も、
木々が発していたり、
学校の体育館も廊下も雨用の空気に入れ替わる
雨が降っているときの匂いも好きだ。
ただ、できれば冬の雨より夏の雨ですね。
やっぱり冬は(伊丹ではあんまり降らないが)雪に限ります。
雨に濡れて歩くのも好きです。
雨に濡れて歩いた思い出って悲しい話が多いけど
今ではほっこり思い出せる記憶だし。
胸の奥がふっと暖かくなる。
そもそも、大人になってからというもの、
雨に濡れて歩いているような暇がない。
雨に濡れて歩くことができるような生活時間が懐かしい。
用事がなければ窓から何時間も雨を眺めて過ごせていた頃が懐かしい。
雨が降るとみずみずしさに爽快感を覚えると同時に
心のどこかで小さなおセンチを感じてしまうのも、そんな思い出のお陰だろう。
雨が降ると心がいつもより少し優しく感じます。
そういえば、新婚旅行でパリをブラブラしているときにも雨に降られて、
お店のテントからテントへと濡れながら嫁さんと笑っていたら
売り子のお姉さんが話しかけてくれた、地元の方らしい。
「あんたらパリジャンみたいやな、」って言葉に「何で何で?」と二人で食いつくと
「傘さして歩くんは年寄りと観光客だけ、パリの若者は傘をほとんど差さへんねん」
って言ってくれて、嫁と「へ~~~」って小さな発見に喜んでたな。
こんなブログを書くのもたぶん雨のお陰なんだろうな。
