こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
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家族写真108 第9章
年老いたお母さんと娘の家族
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今日は、第9章
「いろいろな思いで、家族写真を撮影に来てくれる人たち」
その5回目です。
今回ご紹介するのは、
「年老いたお母さんと娘の家族」 です。
一般的に、写真館に
家族写真を撮りに来てくれるのは、
お父さん・お母さん
そして小さな子どもたち、
という家族が多いです。
それはきっと、
子どもが生まれて、
家族としていちばん幸せを
感じやすい時期だから。
子どもが小さいうちは、
習い事や部活も少なく、
家族の予定も合わせやすい。
でも、子どもが成長して忙しくなると、
家族がそろう機会は
ぐっと減っていきます。
その結果、
家族写真を撮る回数も、
いつの間にか減ってしまうことが多いのです。
今日は、
そんな「典型的な家族写真」とは少し違う、
ある家族のお話です。
うちの写真館には、
毎年、家族写真を撮りに来てくださる
母娘のお客様がいらっしゃいます。
年老いたお母様は、
おそらく70代後半から80代。
お嬢様は、
40代後半から50代くらいでしょうか。
お父様のことや、
どんな暮らしをされているのか、
詳しいことは分かりません。
でも、
毎年欠かさず、
二人で写真を撮りに来てくれるのです。

撮影の日は、
いつもお二人とも着物姿。
笑顔いっぱい、というよりも、
凛とした表情でカメラの前に立たれます。
いわゆる「ザ・写真館」といった、
きちんとした型物の写真。
そして毎回、
とても満足して帰っていかれます。
私は、こういうご家族が
家族写真を撮りに来てくれることが、
本当に嬉しいです。
お父さん・お母さん・小さな子どもたち、
という形でなくても、
母と娘、二人だけでも、
十分に幸せな家族。
その大切な時間を、
きちんと形に残したい。
だからこそ、
わざわざ毎年、
写真館に足を運んでくれるのだと思うのです。
家族の形は、ひとつじゃありません。
お子さんのいない夫婦も、
離婚を経験したご家族も、
どんな形であっても、
家族に「良い・悪い」はありません。
今の幸せを残すために。
そして、これからの幸せのために。
家族写真を撮るということは、
やっぱり、とても素敵なことだなと。
この母娘の家族から、
私は、改めて教えてもらいました。
今日もありがとう!
森藤ヒサシ
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