整体師さんのブログ(下)に引用されていたカナダの大学の研究の話。
コミュニケーションの効用とは?
猛暑で、外へ出る事も少なかった夏。孤独になるのもしかたない?
🌟ところが驚いたのは、社会的な孤独を退けるには————「友だちは多いほうがいい」という一般的な常識は違う、という結果が出たという話です。百人も友達がいる人気者はかえって「風邪をひきやすい」「疲れやすい」「酒量があがる」などの調査結果が。
ひとが、コミュニケーションで健康なメンタルを保つには————ディープなつきあいである必要はないそうです。むしろ街中で「知らない人」どうしの軽いコミュニケーション、例えばレジで「細かいのがなくてすみません」とか、エレベーターでベビーカーに「お先に」とか、運転手さんに「よろしくお願いします」とか、隣近所で顔見知りの人に、「おはようございます。○○の工事長いですね」とか、薬屋さんやスーパーで「○○、ありませんか」とかの軽い会話が、心を健康に保つのだそうです。
これは納得————こうした「軽い挨拶」会話が、なぜか、コミュニケーションならではの幸福感をあげてくれます。
🌟炎暑の日常に外出を控えたいときに、実感できました。だれかと立ち入った会話をしなくても、まわりの「みんな」と、ただ負担なく「繋がる」だけで、何かエネルギーがもりあがってくる。というかへこんだ部分がなめらかに「治る」。
上のブログ主さんは、「どうも」という言葉は便利で、癒されるので、使いまくりましょう、と。
🌟ちょうど秋祭り直前です。いくつもの町内会がテントを出し、おみこしがそれぞれ大切そうに「飾られています」
「えーと、○○○丁目の町会はどこですか」と聞くと、すごく丁寧に、あっちへ渡って、少し右奥へ入っていくといい、と「初老」より上の年代の顔役の人たちが教えてくれます。よく、来たねーという顔です。
自分の町内の天幕を探し当てて、奉納と書いてあるコーナーへ行きました。お祭りの費用は町内予算から出ないので、寄付なのです。
目安となっている金額を払って名前を書くと、「あ、Aさんと同じマンションの方ですね」とすぐに親しく認知されます。Aさんは婦人会の重鎮です。
🌟地縁は、もはや所を払ったかに思えますが、下町では、ゆるゆると継承されているようです。特にコロナ以降、昨年からほっこりとした絆が、子ども会ふくめて、よみがえっています。
ミニ提灯を下げたお祭りの天幕が並ぶあたりで、ふらりと写真を撮る人もいて、「ゆるいコミュニケーション」の気が、のんびり安らかに漂っています。
ブログ主さんはこれを「軽い挨拶」の効用と呼んでいます。三大欲(食欲、性欲、睡眠欲)より重要な「集団欲」を満たしてくれる。
「挨拶」は大昔からの親和の手段です。
「敵じゃないよ、仲間だよ」という合図です。イヌどうしが匂いをかぎあって尻尾をふれあわせるような……
昨年は、山車をひく主人公の黒牛が熱中症でとちゅうで倒れましたが、今年はだいじょうぶだろうか……
ともかく今年も「地球の一画のコミュニケーション」に参入できた、平らな一体感に。
ちなみに「行きずりの知らない人の幸福を祈る」ことで、がらりと自分の気分が幸福状態に転換する話は↓
これも新しい心理のダイナミックス。言葉さえかけなくても大丈夫。祈るのは、いつでもどこでもできます。


