私の考える偏食とは



偏食には、3つのタイプがあります。

1つ目は、味や歯ごたえ、臭いが嫌いな場合。

これは、偏食という強い言葉には入らないですね。好き嫌いの範囲です。

細かくきざんで混ぜれば食べたり、柔らかい歯ごたえにしたり、臭いが消えれば食べてくれます。

成長とともに解消されます。

偏食度合い、小さいです。

2つ目は、素材そのものが嫌いな場合。

1つ目の要素も含まれ、さらにその食べ物を見ただけで、拒否反応を起こします。

ピーマンなどは、いい例ですね。

やはり、成長とともに、なにかのきっかけで食べることができる可能性が大きいです。

偏食度合い、中くらいです。

が、日常生活に支障のない程度でしたら、「好き嫌い」の範囲ですね。


3つ目は、極度の偏食です。

1つ目、2つ目の要素が強くあり、尚且つ、こだわり、独特の感性が影響します。

感覚の過敏さもあります。

偏食度合い、強いです。




私は、3つ目の極度の偏食を対象にしています。

環境を整えることで、改善されることがありますが、

親では、どうにもならないこともあります。





私の思い



私は、約5年間、公立保育園の栄養士をしていました。

保育園栄養士時代は、偏食は親が悪いと思っていました。

子どもの気持ち、親の気持ちの分からない、頭の固い栄養士でした。


自分の子どもが生まれ、保育園で実践してきたから離乳食はバッチリ。

と思っていたら、そうでない現実にぶち当たります。

さらに、自我の出てきた1歳すぎた頃から、娘は偏食まっしぐら。

白いごはんにふりかけのみ。

素うどんのみ。

野菜は一口も受け付けず。。。。

何かのきっかけで、インスタントラーメンを食べたら夢中に。

スナックも娘の味覚にヒット。

これらが、家にないものなら、一食二食抜く事も平気なのです。


子どもに、手作りおやつを作って、「ママのお菓子おいしいね。」

とニコニコ幸せな時間を過ごすのが、私の子育ての夢だったのに。

現実は、「おいしくない。」べーっと、口から出すのでした。。。



この時期は最悪でした。

なんせ偏食は親が悪いと思っていましたから。

自分を責めていました。

しかし、自分を責めたところで、娘は食べてくれません。


児童精神科医 佐々木正美先生との出会いがあって、私は、自分は悪くないと、思うことが出来ました。

偏食は、親にはどうにもならない領域があったのです。

食べる事は本能だからです。


娘には栄養学が役に立たないと分かり、「管理栄養士」としても、この時期から私の中で封印しました。


食べる事は、ただ栄養素を取り入れることではないんだ。

もっと大切な事があるんだ。



嫌いな物を、「食べなさい、大きくなれないよ。」と言い続ける食事。

お互い美味しいと感じる食べ物を、「おいしいね。」と楽しく食べる食事。

ココロには、後者が重要なこと。

ココロが満たされて、初めてカラダにも作用すること。

栄養が先ではないこと。

楽しい食事は、ココロを成長させてくれます。


こうして、何年かの時を経て、現在があります。

偏食でいいんだよ。

という「管理栄養士」がいてもいいのでは、と気持ちの封印を解きました。(笑)

今では、娘のことも、受け入れ、このままでいいんだと思っています。

そう思っていると、いつのまにか、食べる食品が増えていたりします。


もし、あのまま自分を責め続けていたら、今の自分はありません。




私と同じ様に、子どもが食べてくれなくて、悩んだり、自分を責めてしまうお母様に。

もともと持っている素晴らしい本来の自分を取り戻していただけたら。

今が一番幸せだよって、温かく心から思える、お手伝いが出来たら。

私の経験が生かされることと思います。


世の中、たくさんの情報が溢れています。

自分はこうという軸さえあれば。

気持ちはグッと楽になります。


他人軸で周りに影響されっぱなしだった私だからこそ、わかることがあります。

自分らしさに、自信を持ちましょう。

今この瞬間、幸せになりましょう。