9年前のこの時間は、平和だったんだなあ。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日が当たり前にくるものだと思っていました。

2万人近い、突然命を奪われた被害者。
2万人にそれぞれ家族やお友達がいて。

避難生活を送られた方も5万人近くいたと記憶しています。
過去形じゃなく、現在も地元に戻りたくても戻れない方がいらっしゃる。
地元に戻られても、家族やお友達の不在にただ耐えるしかない方も多いと思います。

多分私は心理学でいうところのHighly Sensitive Personなので、そういう状況にいる方のことを考えると心がぺちゃんとつぶれます。
大人だから、リカバリーする方法はなんとなく持っているし、それを言い訳にまわりに迷惑を振りまく気もないけど。

でも、震災で被害に遭った人たちのことを他人事と捉えることはやっぱり難しい。
時と場所によって、いつ自分や自分の周りの人たちが被害者になるかなんて誰にもわからないもん。

被害地域の人から、津波が来たエリアと来なかったエリアで地元の人たちにも物凄く温度差があると聞いたことがありました。
地元ですらそうなのだから、離れた地域に住んでいれば仕方ない部分はあるかもしれない。
現地に行ってお手伝いしたり物質的な援助を取りまとめたりという行動は「ある程度」でしかできなくて、それが歯がゆくもあり致し方なくもあり。

せめて今日くらいは、誰もが他人事としてでなく、自分ごととして、亡くなった方のご冥福を祈れたらいいな。

作業中に気仙沼で見た、彩雲です。
現地では写真なんて撮れませんでしたので、記録用に都の人が撮ったものをシェアしてもらったもの。
日本中でやれることをやって、復興がんばらなきゃなーと思ったのを覚えています。

どうぞ安らかに。
そして、強く生きていきましょう。