やあみんな!シルバーウイークを楽しんでいるかい?
ふぶきの部屋のスター!とんすけだよ。
僕ね、雪組のネクタイしているの。姫ちゃんが夜なべをして作ってくれたんだよ。夜なべだよ。僕もう嬉しくって泣けちゃったよ。てへ。かっこいい?
僕とママと姫ちゃんは極上の美を味わいに「ポーの一族」を見に行く事にしたの。
その前に腹ごしらえ。もぐもぐ・・・あのね(食べながら話さないの)でも、もぐもぐ、僕さ、「ポーの一族」知らないの?あ、花組はみたよ。でもあの時、姫ちゃんはつまんなくて寝ちゃったんだって。
ママは「柚香光がアランなんてミスキャスト」と怒ってたのは知ってる。
雪組ややるってわかった時、ママは「まさにエドガーとアランだわ」と喜んでいたけど、原作しってる?
ママ達の世代で「少女コミック」を読んでいた人は知ってる筈。
萩尾望都はね、少女漫画界のレジェンドの一人。
「11人いる!」とかSFの方が人気作だね。
そもそも、「ヴァンパネラ」という言い方はこの人が始めたんだ。その前は「バンパイヤ」だもの。いわゆる「ヴァンパネラの定義」を作った人さ。
ママは当時別冊少女マーガレットの読者だったから萩尾望都を知ったのは随分後だったみたい。昔の彼女の絵はこんな風にぼやっとした線で、今原作を読み返しても中々意図を読み取るのは難しいと思う。
でも、エドガーとアランとポーで「エドガー・アラン・ポー」になるっていうのは有名な話。
「ポーの一族」の中でママが好きなのは「エヴァンスの遺書」それと「リデル森の中」というお話。
エドガーとアランの関係については「BL」もどきに見えるという考察もある。けど、どうかなあ。エドガーはわりとアランに振り回されていて、本人もそれを楽しんでいるような気がする。メリーベルの面倒も見てたし、世話焼きなんだよね。
メリーベルは途中までは美しい貴族の娘として成長するけど、出自をきっかけにエドガーにエナジーを送り込まれる。
でも、キング・ポーの血を受けたエドガーの筈なのになぜかメリーベルは貧血状態。アランも同じ。
それをシーラに「あんたの血がおかしいから」と言われちゃうんだ。あまりにも人間界に未練を持ちすぎてそれがマイナスになっているのではという話。
我が家のメリーベル姫ちゃんにエドガーはいないので、実際には生きるの大変だと思うよ。
いいな、メリーベルにはエドガーがいてさ。
僕がヴァンパネラだったら、毎日エナジーを上げるよ。そしたら倒れないでしょ?
神様、僕をヴァンパネラにして。
今回、半年ぶりくらい?に東京宝塚劇場に行ったでしょ?
シャンテのキャトル行ったら・・・ママも姫ちゃんも手が止まらないんだ。
写真やらファイルやらボストンバッグまで。
ほら、みて。これみんな薔薇模様でしょ?
ママはね・・・究極の「薔薇好き」なんだよ。だから普段なら我慢するようなハンカチとかポーチとか・・・「綺麗。可愛い!」と言って手を出すんだ。
姫ちゃんも朝美絢やら暁千星やら稀惺かずとやらの写真を次々手にとって、「ママ、ここから2枚抜いて。それは買わないから」と引き算をやってるの。
「我慢する」「でも・・・」「欲しい」「いや、まだ」みたいな葛藤だらけ。
「来月、大劇場行くんだからこれは必要でしょ?」
「来月、大劇場行くんだからそこで買えばいい」
そんな話もしてたよ。全く推し活ってすごいよね。
でもママや姫ちゃんなんかまだいい方。
キャトルに並んでいる人たちはみんなお揃いみたいなバッグ持って、レヴィがぶら下がってて、アクスタにきゃあきゃあ言ってる。
ママは「アクスタ興味ない人にもグッズ作って」と言ってたよ。
みんながみんな推しの写真と幕を写真に撮るわけじゃないしね。
そして僕たちは劇場に入ったんだけど。
ほら、僕と一緒。
パンフレットでお勉強。わあ、すごい。綺麗。いいなあ・・・・・
えへ。ちゃっかり音彩唯ちゃんになった僕。
原作から抜け出てきたようなっていうのはこういう事をいうのね。
「恐ろしい子!」
さて、姫ちゃんのお膝に座ってお行儀よく観劇します。










