子どもを見る時にね、
ぼくは、子どもたちのどんなところを見てるんだろう…って思ったのよね。
若い時はね、見るっていうよりも
目につくって感じだったのよね。
子どものあれやこれやが目についちゃうの。
子どものダメな様子が目に飛び込んでくるっていうかね…。
でね、
目に飛び込んでくるのはね
「ちゃんとやってるか?」
「何やってんだよぉ~!」
って感じの子どもの様子なのよね…
ちゃんとやってない子どもが目についちゃうの。
でね、やってない子を注意してたんだよね。
ちゃんとやってる子の方が圧倒的に多かったのにね。
若くて未熟なぼくは、ちゃんとやっていて当たり前って思っていたんだね。
本当は、素晴らしいことなのにね。
そもそも「ちゃんとやる」って嫌な言葉だよね。
やって当たり前って思いが秘められている気がするの。
しっかりやっていた子どもが、たっぷりと認められほめられるべきだよね。
そこを置き去りにして、やってない子どもの方に目が向いちゃってね…。
幸い子どもに恵まれたから、学級は崩れなかったけど。
ぼくってね、他の先生やクラスを見ても、まず目につくのはダメなところだったの。
嫌なやつだったなぁ…ぼくって。
ぼくは多分無意識のうちにね、
自分の劣等感が半端なかったから、人を低く見て相対的に自分を上げてたのかもしれない。
でね、ある時にハッと気づいたの。
ぼくはどういう人間になりたいのかって考えていた時にね、
「あれ!おれって、人のダメなところばかり見てる!!」
が~~~~ん。。。一番嫌っていたことを自分がやっていた…。
ものすごくショックだった。
こんな運を落とすようなことをやっていて、よくぞここまで無事にきたもんだ…。
ってかなり激しく反省したの。
まずは意地でも子どもの良いところをみていく修行開始!
これはなかなか難しかった…。
教室に入ってすぐに目につくのは、立っている子、動いている子とかだものね。
その時に、自分の意識を変えて、授業の準備をして座っている子にまず目を向けて、
「わぁ~A君、Bさん、Cさん、なんて素敵なんでしょう~!」
「先生感動しちゃう~!!」
みたいに言えると、他の子どもたちは急いで準備するんだよね。
「他の人達も見習うといいなぁ。」
なんていらん言葉をつけ足すとアウト!
皮肉っぽくて台無しになってしまう。
やっぱり、純粋に感動・感謝することだよね。
こういう見方・言い方が普通にできるようになるまでって、相当苦労したなぁ…。
意識してないと、ついダメ探しをしてしまっていたの。
そういう自分にもついダメ出しをしたりね…。
でもね、失敗しながらも
くじけないでがんばっている自分が好きだなぁって思ってた。
あは。
こういうことを続けてやっているとね、
自分と人を信じることができるようになるね。
子どもも大切な人も自分も
信じてあげられたら、十分に幸せだよね。
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