(わたしの家の前の公園の景色)

 

 

ぼくちんね、生まれはすごかったの♪

なんせ、札幌の天使病院って所で生まれたのよ。

天使よ、天使!!

ね?

期待できそうな予感…うふふw

しかも付けられた名前が正道!!

 

正しい道をゆけ〜〜〜!!

 

両親と祖父母の願いがわかるよね。

 

 

 

参った・・・・

 

 

そんな願いがあったなんて、ぼくちん知らなかったんだもん。

 

知ってたら、

 

もしかしたら・・・

 

もう少しはお利口さんに・・・

 

なっていたかもしれないかなw

 

 

(o^^o)  (o^^o)  (o^^o)  (o^^o)  (o^^o)

 

 

父親は高卒の自衛官でね。

 

ぼくちんが生まれてからも、北海道の中をあちこち赴任したんだって。3年間くらいの間だけ。

 

まだ幼すぎたぼくちんは、何も覚えていないのよね…。

 

なんかちょっと残念。

 

で、山形県に両親の実家があるもんだから、親孝行の両親は山形に戻って来たの。

 

ぼくちんね、幼稚園に入ったあたりから記憶があるの。

 

それも失敗の記憶ばかり。

 

記憶の一番初めは、幼稚園での授業参観。

 

お母さんが大好きなぼくちんは、でっかい積み木を重ねて上に登ってお母さんを探していたの。

 

遊技場にたくさんのお母さんたちが集まってきていてね。

 

お母さんがどこにいるのか探せなくてね・・・。

 

で、高く積み上げた積み木の上で、腕をバタバタさせながら大声でお母さんを呼んでいたの。

 

で、あれ?

 

うわ!!

 

ガラガラガラーー!!!

 

積み木が崩れ落ちて・・・

 

気づいたら病院のベッドの上だったの。

 

後で聞いたら、床が血の海になってみんな真っ青になったらしい。

 

意識を失ったぼくちんは、救急車で病院へ。

 

頭も体も強く打ったはずなんだけど、左目の脇の方を切っただけで済んだの。今も傷跡が残っているの。

 

笑いじわと同化してしまったから、わかりにくいんだw

 

 

次の記憶はね、

 

ガラスは石をぶつけると本当に割れるの?

って実験。

 

何でもやってみないと気が済まないんだね。

 

幼稚園の先生がね、ガラスに石を投げてはいけません!って言ったの。

 

ガラスが割れるんだって?

 

えーー!!

 

ガラスが割れてしまうのーー?

 

うっそーー?

 

ほんとーー?

 

試してみたいーー!!

 

そんでね、ぼくちんの裏の家の玄関の窓ガラスに石を投げてみたの。

 

え?

 

なんで裏の家のガラスかって?

 

だって・・・

 

ぼくちんのお父さん、めちゃくちゃ怖かったんだもん!

マジで鬼だったんだから。

 

でね、

 

砂つぶから投げ始めたの。

 

チン!

 

って小さくて高い音がしただけ。

 

砂つぶは跳ね返ってくるんだよ。

 

ちょっとずつ大きな砂つぶを投げていったの。

 

チン!!

 

跳ね返ってくるの。

 

なんだよーー!

 

割れないじゃないかよーー!

 

って、小石を投げたら・・・

 

バリン!!

 

ガラスは小石の大きさのギザギザ穴が開いて、小石は玄関の中へカラコロ・・・。

 

うわ!!

 

驚いたぼくちんは、ダッシュで逃げ出したの。

 

しばらく辺りを巡って時間が経ってから、恐る恐る自分の家に帰っていったの。

 

そしたら裏の家のおばちゃんにお母さんが謝ってるところだったの。

 

ヤバイ!

 

離れた所に隠れて見てたの。

 

おばちゃんが帰ってから玄関に近づいていったらね、お母さんに見つかったの。

 

ぼく「ただいま〜。」

 

母親「おかえり。」

 

ぼく「ごめんなさい。」

 

母親「あはは。」

 

 

・・・ん?

 

あとは終わり?

 

お母さんはあとは手編みをしてる。

 

しーんとした家の中で、ぼくちんはめちゃくちゃ反省した。

 

何も言われないから、

 

かえって反省した。

 

 

小学校2年生になって、線路で汽車を止めた時もそう。

 

近所の子どもたちを集めて、家の裏の線路に行ったの。

 

「今から汽車を止めるから見てろよー!」

 

で、線路に立ちはだかって両手を広げて汽車に向かって、

 

「止まれ止まれーー!!!」

 

激しい汽笛を鳴らして汽車は止まったの。

 

みんな逃げて誰もいなくなった。

 

ぼくちんはそこから記憶がないの。

 

多分、顔面蒼白の子鹿ちゃんになってたんだと思うの。

 

次の日にね、小学校の臨時全校朝会が開かれた。

 

1200人以上いるマンモス校だったの。

 

で、校長先生が壇上で怒鳴ってた。

 

「この中に、汽車を止めたバカモンがいる!」

 

って。

 

それから、友達が、

 

「まさみちくん、さっきね、お父さんとお母さんが校長室に入っていったよ。」

 

って教えてくれたの。

 
ぼくちんは、
 
その日は家に帰るのが嫌だった。
 
怖かった。
 
丸いちゃぶ台に正座して晩ご飯を食べていたんだけど、両親は何も咎めないの。
 
かえって不気味。
 
かえって怖い。
 
かえって大反省した。
 
 
 
 
こんなのばっかりの毎日だったの。
 
 
 
・・・続く
 
 
 
 

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