よく学校現場では、『ほめられるに値することをほめないと、子どもの心に響かない』と言われています。
確かに、掃除をしっかりやっていない子どもに、
「がんばってるね!」
なんて言っても、何も変わりません。
それは、子どもをしっかり見ていないという証だから。
子ども騙しはダメです。
子どもは、ちゃんと先生を見ています。
そうではなくて、
しっかり見た上で、ほんの些細なことでも見つけてほめる、ということです。
これが、思った以上に効果があるのです。
いつも教科書やノートを机の上に出さない子どももいます。
でも、筆入れは机の上に上がったまま。
これをだらしない、で片付けないでほめるのです。
「お、筆入れを出しているんだね。いいね!」
とか、
「筆入れを出しているなんて、勉強の準備が一つ出来てるね〜!」
みたいに。
そうすると、ちょっと時間をおいて、教科書をちょこんと机の上に上げたりします。
で、またほめるのです。
「A君、すごいなぁ…。教科書も準備したんだねぇ…。」
「A君は、やっぱり気持ちがあるなぁ…。」
感心して呟くように語ってあげるのです。
ここで一つ注意が。
このことを先生に教えると、大きな声でこれ見よがしに言ったりすることが多い…。
これはダメです。
見せしめみたいに感じます。
実際に、ちゃんとやれよ!ってメッセージが届いてしまいます。
逆効果です。
本当に感心するのです。
こんなことを続けると、どんな子どもでも変わるんだよなぁ…。