今年新採の24才の男の先生です。

 

   彼の長所は、大変真面目なことです。

   とっても真面目なのです。

 

   でも、冗談や面白いことを話しません。

 

   本人に聞くと、「ボクはそういうのが苦手なのです。」

   と話してくれました。

   

   本当は、面白いことを言って子どもたちを笑わせてみたい、とも 

   言っていました。

 

   でもダメなんだそうです。

 

   子どもたちは、先生には楽しいことを期待しないようになっていま

   した。

 

   でも、その新採の先生は、授業の進め方はなかなか上手いので

   す。

 

   私は、もったいないなぁ・・・と思いながら見守ってきました。

 

 

 

   彼は、朝の会の先生の話では、これまでは、一日の予定を話すの

   みでした。

 

   ところが今日は、どういう訳か違っていたのです。

 

   当番の子どもが、

   「先生の話です。先生お願いします。」

   と言いました。

 

   すると先生は、突然、

   「みなさんは、寝ていて夢をみたことがありますか?」

   と聞きました。

 

   子どもたちは、一瞬「えっ!?」ってなった後で、

 

   「あるある~!」

 

   などど大盛り上がりになりました。

 

   そして、にこにこになって1時間目の国語が始まったのです。

 

   子どもたちは、いつになく生き生きと発言していました。

 

   とっても気持ちのいい授業になったのです。

 

 

   授業後、その先生は、

   「がんばって夢の話をしてみました!」

   と、話してくれました。

 

   真面目に一生懸命になって、楽しい話をしてくれたのでした。

 

   自分をがんじがらめにしていた強固なブロックを、必死に打ち破っ

   た瞬間に立ち会うことが出来ました!(^^)!