「記事リクエスト・質問・その他:その5」の記事(こちら)へのお返事を、ぼちぼちのペースですが、書いていこうと思います。

 

1つ目のコメント欄の、ぶきっちょ母さんのご質問にお返事を書かせていただきます。

 

ご質問:

 

「漢字が苦手で、長く覚えている事が出来ません。どうしたら良いでしょうか。」

 

漢字が苦手な人については、以下の点が見られることがあります。

 

・ 漢字を何度書いても覚えられない

・ 漢字を自己流に変化させて覚えてしまう(もとの形とは若干異なる自作漢字になる)

・ 一つ覚えても、翌日には忘れている

・ 漢字カードやドリルで覚えても、作文や自由に書く文章では漢字が登場しない(使いこなせない)

・ とめ・はね・丸みなどが、手本のようにならず「少しおかしな」形で書いていることが多い(書き直しさせられるほどではないが違和感のある漢字の形になっている)

・ 小学生の初期から、四角の箱の中に漢字をバランスよく書くことができない(はみ出る、バランス自体がわからず、書き方が偏るなどが出る)

 

などでしょうか。

 

原因がその人それぞれにありますので、対策もその人それぞれにある、ということがあります。よって、「自分が漢字を覚えられない理由」「漢字を長く記憶にとどめておくことができない理由」について、少し掘り下げて原因をさぐることができると、より具体的な対策が取りやすく、またしなくてよい苦労をせずに覚えられたり、苦痛である学習方法を変更して「あまり苦痛でない範囲の努力」でなんとかなる、という風に変化させていくことはできます。

 

例えばですが、過去からの親族の例や近所の人や発達相談に関わったお子さんなどの実例から一部抜粋をしてみると・・・

 

「視覚・目の動きに問題があり、努力してもできなかった漢字の字体の把握が、ビジョントレーニング後はできるようになってきた(1年~3年ぐらいの経過あり)」

 

「毎日の宿題へのプレッシャーで委縮し、ストレスから『記憶する力が働かない』状態から、支援級移動、不登校などを経て、心と気持ちに余裕ができたころに『覚えられるように』変化した」

 

「がみがみ家で言われている時に『やる気の低下』から手は漢字を書いていてもさっぱり脳が受け付けず、全く実にならず、いつも漢字の小テストは点数が取れなかった。高校受験の直前に先生との補習授業で1年がかりで『覚える』ことができた」

 

「小学生からずっと真面目に、必死で書いて覚えても、泣いて頑張っても覚えられなかった。大学生になって、スマホとタブレット、パソコンを使うようになると不思議と覚えられるようになり「適切な漢字への変換」もできるようになった。もっと早くから電子機器を使えばよかった。」

 

「勉強として漢字をカードやゲームなどで覚えてもすぐ忘れていた。大好きな将棋の『将棋を勉強する本、詰め将棋』というのを親からもらって、ずっと読んでいたら『将棋の技、将棋に関係する漢字だけは覚えて忘れなくなった』ので、その覚えた漢字だけを使って作文や宿題をこなしていた。」

 

「学習することに興味がない、勉強が好きじゃない、めんどうだと思う、漢字も覚えるのが面倒だ、という意識が強すぎて、結局全く漢字を覚えなかった。覚えないといけないと思いつつ、その気がないから覚えられない。テスト前のその場しのぎで、直前だけ覚えてテストでは点数をそこそこ取って、テスト後は全部忘れる、という繰り返し。でも今の仕事ではあまり字を書かない職種だから問題にならない。書いて出さないといけない書類はスマホで漢字を調べながら書けるから問題ない。」

 

など、漢字にまつわる得手不得手、精神的に受け付けない、学ぶ方法があわない、精神的なストレス下では学習しても身につかない、などが良く見らえます。その他に「感覚的に」漢字が理解できない場合の例や、発達障害の特性ゆえ、学び方に工夫がいる場合なども多々ありますので、以下の過去記事を抜粋してみました。ブログ内には他にもいくつか「漢字」に関わる記述がありますが、主に漢字をテーマに書いた内容をリストしてみました。

 

「この記事は自分に当てはまるだろうか」という点から検討してみていただくといいかと思います。

 

「長く覚えていられない」という部分が、どう生活や社会生活に支障が出ているのか、その部分は解決必須の切迫したものなのか、そういう視点でも「とりあえずの妥協点」を探ることも精神上、必要な時もあります。また、嫌でも努力する必要がある、なぜなら夢である仕事または進路のため、という場合は「どんな方法、道具、視点の変更などを用いても」効果を上げていける道をさぐることもあります。

 

どういう「ゴール、目標」があるのかを、「漢字」にもひとつ、漠然としたストレスという形で置いておくのではなく「ここまで達成したらよしとする」という、ストレスにしない・小さなゴールにして消化していく方式で向かい合うのも、発達凸凹がある子や大人がやり過ごしていくテクニックの一つかと思います。

 

そうした方向性も考えつつ、同時に「そのためにどれを用いたらいいか」を考えるような感じで、以下、参考にしてみてください。

 

 

☆ 「漢字」が苦手な発達障害の子に、あの手この手。マンガやゲームで、手段は選ばず。

☆ 自閉症スペクトラム、よくあるタイプの「勉強嫌い」。

☆ 勉強嫌いの子に意欲をわかせた、ラミネーターの存在。

☆ 不登校の親族の子どもが使っている、最低限の基礎学習が楽しくできる学習ソフトのご紹介。

☆ 発達障害の子(特にADHDぎみ)が練習せずに漢字を覚えられる本。

☆ 漢字は書いて覚えず、「見て覚える」方が向く子も多い。(*ドラえもん漢字辞典追加しました。)

☆ 勉強でわかっていない所を掘り下げる。こんなところに落とし穴が。

☆ IQ125、1年・2年生のテストは連続100点。それでも理解できていなかった漢字の法則。

☆ 漢字が苦手で困っている発達障害の子供に、この本を使っています。

☆ 漢字が苦手な子に、漢字を唱えて覚える。仕上げはゲームで。

☆ 発達に凸凹がある子、学習時の「物の見方・理解の仕方」にも凸凹がある。その2 (後半部分に記載)

☆ 不登校の子も、勉強が苦手な子も得意な子も。夏休みに自信をつける。学習関連の過去記事リストあり。

☆ コメントへのお返事4つ目です。(漢字の学習について、周囲の人の手助けについて

☆ 教える側も自分を知ると効果的。異なるアプローチ:ツールを探して提供する私と説明力で勝負する夫。

☆ 自傷行為の一つ、「綺麗に文字を書く」に強迫観念的な子供に、環境調整と適切な教材の提供をする。

 

 

 

 


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