少し、発達障害からズレた「健康」のテーマで書いた下書き記事を引っ張りだしてみます。
テーマ自体は発達障害に関係ないですが、病気に対しての親族のアプローチが、発達障害の子供の特性やひどい状態が露呈した時の問題対処時と似ているように思いますので、何かの参考になればと思って書いておきます。
この話は、私達の親族の一人が、急に目が見えなくなったことから始まります。
目が見えないと言っても失明ではなく、ある日突然、目の視界が暗くなり、見える範囲が狭くなり、ほんの少し見えている範囲ですら歪んでしまい、気持ち悪いほど画像として正常ではない状態になりました。
片方の目だけだったので、近所の眼科に行った所、あまり原因は特定できず、目が赤く腫れている様子だったのでバイキンが入ったのかもと目薬を処方され帰宅しました。すると2日後には反対側の目も、同様に視界が黒くなり見える範囲がほとんどない、つまり両眼が不自由になり生活が成り立たなくなる、という状況に陥りました。
近くに住む親族が心配して車を飛ばし、遠いですが大きな病院に連れて行きました。あれこれ診察した結果、検査をしても「うーん」と原因がわからず、糖尿病を調べられたり、リウマチ科の方にまわされたり、レントゲンや血液検査をしたりと一日中検査をし、結局その日はまた目薬の投薬だけで帰宅しました。
そして次の予約までの1週間で、何とか片方の視界がクリアになり、視力は低いままですが綺麗に見えるようになりました。診察に行く日には、もう片方も改善し、何とか両眼で物が綺麗に見えるようになり、ほっとしていました。
それからがこの親族のいわば、久々のパニックを引き起こします。
両方の目が視界を妨げる物なく見えるようになった、つまり改善しているという実感がありほっとしているところに、注射によってステロイドの薬剤を注入する処置をしておきましょう、と言われ、同意書などにサインを求められました。
即座に判断できず、時間がほしいと眼科医に伝え、書類を持ち帰った所、その内容を読んで悩みは深くなります。
いわく、注射による処置は効果が3ヶ月から6ヶ月。その後は定期的に注射を眼球にしないといけない可能性が高いこと。完全治癒はみこめない、再発は50%ぐらい、またこの注射による治療により白内障や感染症などを引き起こすリスクがあること。
そういった内容で、では今、見える状態であるのに、処置をしてより悪くなることはあるのか、というとあるというわけです。改善するかというと、半分ぐらいかな、という何とも中途半端な効果しか望めない。かつ、眼球への処置は数分ですみますが、今後も数ヶ月ごとに回数を重ねることになるとかなりの費用負担が末永くかかってきます。
さて、どう判断すればいいでしょう。
親族は、パニックの時期が過ぎるのをじっと待ち、自分が落ち着いてきた頃に行動をはじめました。医師の親族に連絡を取り、アドバイスを求め、自分の黄斑浮腫という疾病について調べ、それが加齢や様々な原因があること、様々な原因があるからこそ、対処方も医師により様々であること、症状の現れ方も治癒状況も個人差があり色々なので、確かな治療というものが確実にこれだ、と断定できないこと、いろんな情報を仕入れる中で、親族が出した結論は・・・
自分は老人であるから、治療しても「老体」という素材自体が治療の効果が期待できないように思う。古びた機能に注射や手術で頑張らせても、時期にダメになるだろう。ルテインやビタミンという食材やサプリをしっかりと取ることも予防として効果があると言うのだから、効果が切れる度に注射の治療に頼ってすべて片付けるのではなく、毎日コツコツと体の中から眼を支援していくことが大事であろう。
放置するのではなく、定期的に検診を受けてこれ以上悪化しないように、どうしてもダメだという場合には治療に踏み切るが、今見えている眼を惜しむ気持ちが強く、今すぐにこの見えている状態にさらにリスクを伴った治療という手を入れることに勇気がないので、すぐに失明するというような危機的状況でなければ、加齢と老体という当たり前の老いも受け入れたいと思う。
見えなくなってきた時の対策に、今のうちに準備をしたい。家の中の片付けと簡素化、食材や調理の簡素化、見えない状態で生活できるような工夫や努力、支援の手を借りるなら誰かに過剰に負担をかけないような方法を考えたい。
など、この老人の冷静さがもどってきました。
私達は、医師と相談して、その方針でもリスクが非常に高いというわけでないからOKであれば、当面はその方針でいいのではないか、と賛成しました。
今は毎日の食生活に気をつけ、寝不足などで血管や体に負担をかけないこと、読書や眼を使う作業をしすぎて眼を疲労させないこと、適度な運動や血流について考えること、サプリを取る、などコツコツとやっています。
悪化は今のところしていません。できるだけ、今の目を大事に使うこと、自分の体を大事に使うことを意識しているようです。
老いとともに、自分の病気にどう向き合うか、治療方針をどうするかの判断は、子供の発達障害の特性や問題に直面した時に似ているね、と言っていました。方法は一つではないし、あれもこれも色んな方面から異なったアドバイスが来るけど、どれも効果は確かではない。確実性のないまま、自分の判断でこれだという道を行かなくてはいけない。自分の納得感だけが頼りだ、ということでした。
最後に、同じように眼が急に見えにくくなったなどの症状で困っている方がいるかもしれないので、この親族が参考にした本と使っているサプリをご紹介しておきます。が、いつもブログで書いているように記事の内容は一個人の一例ですので、ご自身の症状などに合わせて医師と相談して使ってみてください。
今回は直接発達障害と関係のない記事ですみません。老いた特性のある人間がトラブルに直面した時の行動という一例として出してみました。
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