田辺さんは、なにわの恋愛小説家



学校で習った、源氏物語も田辺さんが訳したものだったかなー?

病院の待合にあったので、なにげなく読み始めた


そして、ついに一冊読破

どれだけ、通院したんだろ・・・




彼女の書く恋愛は、オシャレでもハードボイルドでも、それほどドラマチックでもないあせる

(私が読んだことがあるのがそうだけかもしれないけれど)


いわば、お茶の間恋愛!?みたいな感じ


せちがない世の中で、人間関係の(特に関西人の)面白みや温かみが際立って感じられる物語が多い

「ジョゼと虎と魚たち」の映画が好きで、田辺さんの原作を読んだら全くイメージが違って驚いた

ラストが違った所為もあるけれど、結構 痛々しく、生々しい映画に比べて

原作の小説のほうが、温かい気持ちになって、心に染みいった

「どっちがいいか??」といわれると、難しいんだけれどねー





「夢渦巻」は、30代の恋愛模様を大阪弁でつづった短編集



反政府的な「結婚にときめかない党」の党員だって、ぼちぼち恋愛のようなものはできる


狂おしいときめきを抱き続ける相手より、居心地のよい相手の方がいいに決まっている


熱くなりすぎることもなく、バカドラマ(田辺さん曰く)のように、何処かで愛を叫ばなくてもいい

お互い分かっていることは、言葉にだして言う必要もないのだから 

(分からない人は、アンポンタンらしい)



若者の激しい恋愛も捨てがたいですが、体力的にも精神的にもすでに無理

そんな、30を少しばかり超えた私には、ちょうどよい温度の物語かな温泉





大阪弁には「愛している」という語録はないから、大阪人は愛を語れないらしいよ


それも、またええもんやね 得意げ