「将来、何になりたい?」
幼い頃、聞かれると私は決まって、
「絵描きやさん」と答えた。
だって、お絵かきが大好きだったから。
同じ質問を、思春期になって聞かれると、
だんだん「絵描きやさん」とは言えなくなった。
下手に口にすると、呆れられるか、
お説教されてしまうだけだったから。
ただ、美術部(&文芸部)に属しては、
憧れだけはいだいていた。
そして本屋さんで見つけた、
「美術年鑑」という画家さんたちの年鑑をみて、
プロってすごいんだなぁ、と思っていた。
やがて、子育て…しかも、未熟児を育てているときに、
最初の転機が訪れた。
たまたま保健婦さんの家庭訪問があったときに、
棚の上に置いてある絵の道具をみて、
あるポスターコンクールに出展してみたら?
といってくれたのだった。
初の子育てに翻弄されている姿を見て、
気分転換に勧めてくれたのだと思う。
すると、その絵が、たまたま賞を取り、
新聞各社の取材を受けることになった。
その日は、ちょうどベビーが入院中で、
不眠不休の看病だったので、ヘロヘロだった。
人間万事塞翁が馬、という言葉が浮かんだ。
その取材がきっかけで、ある新聞社の、
イラストレーターとして採用された。
子どもを背負いながら、街歩きマップなどを描いていた。
やがて、転勤となり、また無職となったころ、
子どものお誕生日祝いに、
詩画集のような手作り絵本を描いて息子にプレゼントした。
その絵本を友人に貸したところ、まわり廻って、
船井幸雄氏のもとに手渡された。
その後、船井先生より電話がかかってきて、
本の表紙を描くことになり、子どもの誕生日プレゼントだった
手作り絵本は、あれよという間に、
「光の海へ」(ビジネス社)から出版となったのだった。
(今は絶版となっています)
ちなみに、船井先生の本のタイトルは、
「エゴからエヴァへ」や「エヴァへの道」などのシリーズ本。
というわけで、突如として子育てママは、
「絵描き屋さん」と物書きが本職となったのだ。
そこから30年の時が過ぎて現在に至る。
あらためて、不思議だなぁと思う。
今回、期せずして、二年前に受賞したある賞がきっかけで、
2026年「現代人気作家美術年鑑」に掲載されることとなった。
連絡が来たときはびっくりした。
しかも「今、注目のアーティスト」での特集らしい。
で、先日届いた美術年鑑は、漬物石かと思うほどに、
分厚くて重かった(笑)。
ページをめくると、80頁のところから、
美術評論家の解説と共に、私の絵がいくつも掲載されていた。
それをボーッと眺めていた時、忘れていた記憶が、
ぶぉんと蘇ったのだ。それが、このブログの冒頭からの文。
嫌なことは続けられないけれど、
好きなことは続けられる。
たとえ仕事とは結び付かなかったとしても、
やっぱり続けていると思うんだな。
だって、好きなんだもん。
でね、今日は孫たちが遊びにきたんだよね。
お絵かきや工作の好きな孫たちは、大はしゃぎ。
画材はいっぱいあるので、困らないはず。
孫の喜ぶ様子をみながら、好きなことどんどんやって、
人生を楽しんでねと、しみじみ思うばぁばなのでした。
あ、そうそう。「現代人気作家美術年鑑」(2026)は、
大型書店などの美術コーナーなどにあると思います。
もしよかったら、立ち読みしてみてね。
それでは今日はこのへんで。
アートのご報告でございました~。
いつも本当にありがとうございます。
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