あら?

ヘジャはどこかしら?

 

 

一通り挨拶を終え

娘たちのところに

戻って来たウンスは

いつもならば

会場で差配しているはずの

ヘジャの

姿がないことに気がついた

 

 

そういえば・・・

まだ見てないわ

ユニョンは?

 

 

ええ 

私も会ってないわ

 

 

ユニョンは

怪訝そうな顔で首を振った

娘が眠たそうにぐずり始め

そればかり

気になっていたのだ

 

 

そうだな・・・

屋敷に来てから

オレも見かけてない・・・

ヘジャさんどうしたんだろ?

まさか具合が悪くて

倒れているとかじゃ

ないだろうな?

 

 

やだ おめでたい日に

不吉なことを言わないでよ

まあ 確かに高齢では

あるけど・・・

 

 

ユニョンは

顔をしかめながら答える

 

 

オレ

ちょっと探してくる

 

 

あっ それなら私も行くわ

オンマ この子をお願い

ちょっとぐずり始めて

いるんだけど

 

 

おっけ〜

任せてちょうだい

いい子ねぇ〜

ハルモニのところへ

いらっしゃい

ハラボジもあなたに

すご〜く

会いたがっていたのよ

 

 

ウンスが手を伸ばすと

幼子はその手にしがみつき

ニッコリ笑顔で抱っこされた

ユニョンによく似た

瞳がまん丸の可愛い幼な子は

チェ家のハルモニが

大好きなようだ

 

 

おお クム(夢)

来ていたのか?

息災であったか?

少し見ぬ間に

頬がふっくらしたのでは

ないか?

 

 

孫娘を見つけたチェヨンは

満面の笑みを浮かべて

近寄って来た

 

 

やだ ヨン

息災か?なんて大げさな〜

昨日も来ていたじゃない

ユニョンが診療所の会計を

手伝っている昼間

うちにいたじゃないの

 

 

いいや一晩経てば

幼な子は大きゅうなるのだ

ゆえに三歩以上離れていては

成長を見逃すのだぞ

なぁ クムや

 

 

困ったハラボジねぇ

 

 

ウンスはうふふと笑った

娘を溺愛していたチェヨンは

ハラボジになって

今度は孫娘を溺愛している

 

しかしながら孫娘は

イサの実家

つまりは養父チェ・スジョンの

屋敷で暮らしていて

本音ではそれが気に入らない

 

 

イムジャ

して ユニョンは??

可愛い娘を残して

身重の姿でどこに消えたのだ?

 

 

ああ そうそう

あのね 

ヘジャを探しに行ったの

 

 

ヘジャを?

 

 

チェヨンも怪訝そうな顔で

辺りを見回した

 

 

いつもならば一番に

張り切っていそうなものを?

如何したのだ?

 

 

ええ だからイサが

気にしてね

 

 

そうであったか・・・

おお?イムジャ

クムが俺の方に

手を伸ばしておるぞ

こっちへ来るか?

孫とはなぜもこう

可愛いものなのだろうな

 

 

チェヨンは鼻の下を

思い切り伸ばして答え

この世の最高の宝物でも

眺めるように

孫娘を見つめている

孫娘は祖父のヒゲを

ちょいちょい引っ張りながら

きゃっきゃと笑った

 

 

あらあら

クムったらヨンのことが

大好きなのねぇ

うふふ

離れて暮らしていても

あなたの愛をたくさん

感じているんだわ

 

 

ぐずり始めていた孫娘は

チェヨンのヒゲで遊んで

すっかりご機嫌

 

 

一緒に住めば

もっと大事にできる

もっと守ってられるのに

 

 

チェヨンはブツブツ言った

 

 

それは言わない約束でしょう?

ユニョンとイサが決めたこと

それにこの子を守るのは

イサとユニョンの努めよ

ほんと諦めが悪いんだから

 

 

ウンスはピシャリと返した

若夫婦がどこに住むかは

結婚時に二人に決めさせた

もちろん広大な屋敷の敷地に

別棟を建てるという

チェヨンが激推しした案も

あったのだが

二人は侍医を隠居した養父と

ともに暮らすことを選んだ

 

ユニョンには前世の記憶がある

そのため 幼い頃より

感受性が人よりずっと敏感な上に

人の心の中を

色で垣間見る能力もあるから

いろんなことで傷ついたり

苦しんだりして来た

それを支えて来たのはイサだ

 

そしてユニョンの

最大の気がかりは

前世の自分が原因で

イサの養父チェ・スジョンが

不幸な少年時代を送ったことを

だった

 

そんなユニョンを慮って

今世で一緒に暮らすことで

少しでも気持ちが和らぐのなら

と イサが同居を提案したのだ

もちろん

娘を送り出すことになる義父

チェヨンの怒りは

イサが全部引き受ける覚悟で・・・

 

イサにとっても養父は大恩人

二人で養父に恩返しというわけだ

 

チェヨンも二人の気持ちは

理解していた

だからユニョンが嫁ぐのは

許した

だが

それと孫娘の誕生は訳が違う

 

どうにも納得いかなくて

何かにつけて

女々しく嘆いては

ウンスに叱られている

 

 

しかし・・・だなぁ

 

 

まだ何か言いたげなチェヨンの

口を指でそっと抑えると

ウンスは囁いた

 

 

私がいるじゃないの

私のお守りはいくつになっても

大変でしょう?

ヨンの愛情は全部

私が独り占めするんだから

 

 

しからば・・・仕方ないか

 

 

ウンスの言葉に頬を緩め

チェヨンは微笑んだ

孫も娘ももちろん愛おしい

だがやはり一番は我が妻と

チェヨンはウンスを見つめた

 

 

あぁあ

やってられないわ

いつまでたっても

ラブラブすぎて

目のやり場に困る

ねえ クム?

そう思うでしょう?

 

 

スニョンは苦笑いしながら

遠くを見た

庭の奥の東屋のあたりに

見慣れた顔の青年がいる

 

その青年は

兄タンの親友の

ぺ・ミョン

結婚を祝うため

駆けつけてくれたのだ

 

 

ミョンちゃん

元気そうだわ

 

 

幼い頃からの呼び名を

思わず口にしてから

スニョンは少し寂しそうに

ため息を漏らした

 

 

*******

 

 

『今日よりも明日もっと』

過去が今に繋がって

今が未来に繋がっている

人のご縁も出来事も

時の流れのなせること

 

 

桜桜桜桜桜桜桜桜桜

 

 

昨日は4月4日

ヨンヨンの日でした

昨日のうちに更新したかった

のですが 

今日になってしまいました叫び

 

そして今日5日は

ウンスのお誕生日です

 

ウンスや〜 おめでとう!

昨年の「すいとんてん」誕生日

以上のものが思いつかず

今年はさらっと流して

しまいましたが

心の中でお祝いしております

来年はお話の中で

お祝いできたらいいなぁ〜

 

 

 

お祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキ

4月生まれの皆様

ウンスと同じお誕生日の皆様

お誕生日

おめでとうございます!!!

 

素敵な一年になりますように

お体に気をつけて

お過ごしくださいませ

お祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキお祝いケーキ

 

 

 

みなさま

安寧にお過ごしくださいませ

またお付き合いくださいね

 

 

 

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