私が小学生の頃住んでいた家の近所に「シンデレラおばさん」と呼ばれる65歳くらいのおばさんがいました。
無口&無表情なおばさんでした。
そのおばさんは毎日午前10時になると上半身裸で洗濯物を干していました。

そして必ず夕方5時頃になるとおめかしして近所のスーパーに行くのです。

いつもサイズの大きすぎるキラキラした黄金のハイヒールを履き、かっぽんかっぽんいわせながら歩きにくそうに歩いていました。
スカートの裾は自分でハサミでカットしていました。そしてところどころをガムテープで止めていました。
幼いながらもそのヘタクソすぎる切り方を見て『私がまっすぐに切ってあげましょうか?』と言おうか言うまいか真剣に悩んだくらいです。
そしていつもセーターからほつれ出た毛糸をズルズルと引きずって歩いていました。
なので私は母に、
『ねぇお母さん。あのほつれ出た毛糸の先っちょをコッソリ踏んづけたらどうなるのかな?』
と聞いてみました。
セーターがシュルシュルとほどけていき、ここからスーパーまで毛糸の道が出来るんじゃないしらと小学生だった私はワクワク。
すると母は
『さあ・・・どうなるんだろうねぇ。踏んでみたいけど我慢しようね。』
と言いました。
その数日後、いつものように夕方近所のスーパーに向かうシンデレラおばさんを見かけた私と母はビックリ。

あきらかにセーターの丈が短くなっていました。
母と私は顔を見合わせて言いました。
『・・・誰か毛糸の先っちょ踏んだね。』
『・・・そうだね。』

無口&無表情なおばさんでした。
そのおばさんは毎日午前10時になると上半身裸で洗濯物を干していました。

そして必ず夕方5時頃になるとおめかしして近所のスーパーに行くのです。

いつもサイズの大きすぎるキラキラした黄金のハイヒールを履き、かっぽんかっぽんいわせながら歩きにくそうに歩いていました。
スカートの裾は自分でハサミでカットしていました。そしてところどころをガムテープで止めていました。
幼いながらもそのヘタクソすぎる切り方を見て『私がまっすぐに切ってあげましょうか?』と言おうか言うまいか真剣に悩んだくらいです。
そしていつもセーターからほつれ出た毛糸をズルズルと引きずって歩いていました。
なので私は母に、
『ねぇお母さん。あのほつれ出た毛糸の先っちょをコッソリ踏んづけたらどうなるのかな?』
と聞いてみました。
セーターがシュルシュルとほどけていき、ここからスーパーまで毛糸の道が出来るんじゃないしらと小学生だった私はワクワク。
すると母は
『さあ・・・どうなるんだろうねぇ。踏んでみたいけど我慢しようね。』
と言いました。
その数日後、いつものように夕方近所のスーパーに向かうシンデレラおばさんを見かけた私と母はビックリ。

あきらかにセーターの丈が短くなっていました。
母と私は顔を見合わせて言いました。
『・・・誰か毛糸の先っちょ踏んだね。』
『・・・そうだね。』
