嘔吐下痢症
今、関西方面でノロウィルスが流行っているんだそうな。
まぁ、当地方の感染性胃腸炎の原因もノロだと思われ・・・
ノロとか言うと可愛い感じに聞こえるかもしれんねぇw
しかーーーし、非常に症状的には苦痛なのよ
今回は、今流行しているノロウィルスも含めて、
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の話をします。
症状
潜伏期間は24~48時間で、
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。
これら症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。
治療法
現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。
このため、対症療法が行われます。
特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、
脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、
水分と栄養の補給を充分に行いましょう。
脱水症状がひどい場合には点滴が必要になります。
下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。
その他
ノロウイルスによる食中毒の原因食品として生カキ等の二枚貝あるいは、
これらを使用した食品や献立にこれらを含む食事が大半を占めています
加熱調理で予防できるかと思います。
加熱用カキを生で食べないでくださいね。
さて、本題
嘔吐(はく)下痢
子どもは胃の構造上からも嘔吐しやすいです
嘔吐した時に問題になるのが吐いたもので窒息してしまうことです
吐きそうな時には顔を下に向けたり、
寝ている時には顔を横向きにして吐かせます。
吐いた時には、顔色や呼吸の状態、熱や下痢の有無、
何かを誤飲した可能性がないかなどを確認します
脱水を心配してすぐに水分などを与えると
それが刺激となって嘔吐を引き起こしてしまいます。
吐いている時にはおなかを休ませてあげることが基本です。
吐いた直後には何も与えないようにしましょう。
1~2時間休ませてあげると良いでしょう。
1度吐いたからすぐに脱水になるというものでもありません。
それでも何度も吐き続けるようなら、急いで病院を受診します
吐き気が落ち着いたと思ったら、
少しずつこまめに水分補給を行っていくことが大切です。
最初はスプーン一杯程度の水分を与えます。
最初の一匙の水分のあと15分ほど様子をみて嘔吐がなければ、
つぎの水分補給を行います。
これを繰り返しながら、与える水分の量を徐々に増やしていきます。
与えるものは、湯冷まし、お茶、乳幼児用イオン飲料(アクアライト)などがいいです。
医療用のORS(経口補液)製剤(OS-1など)も薬局にて市販しています。
私は、OS-1がお勧めですね。
ただ、深夜には病院や薬局が開いてないので、
経口補液の作り方を教えます。
砂糖40gと食塩3gを湯冷まし1リットルによく溶かして下さい。
飲みにくい場合は果汁を入れると少し飲みやすくなります。
水分をある程度摂取しても吐かず、
食欲も戻ってきているようなら食事を再開していきます。
最初はおなかにやさしい食べ物を与えます。
乳製品などは避けましょう。