3歳の子どもが公園でね

「ブランコでは遠心力が働くんだだよ」

と言っているのを聞くと、どう思う?

「何この子、天才!?」っていう反応が
結構、あると思うんだけど

もしこの子が遠心力を

ちゃんと理解したうえで

この言葉を発していたら
そりゃ、すごいと思う!

絵本か何かで

そんなことをしゃべっている
博士キャラの言葉を

覚えているとしたら
微笑ましい

最悪なのは親から
「ブランコでは遠心力が働く」
と、言葉だけ

教えられているパターン

これは言葉のレベルで言うと
「エアコンはリモコンでつくよ」
と言っているのと同じ

そこに思考は働かない

 

つまりこれは

ロシアの心理学者

ヴィゴツキーのいう

生活的概念に近くて

 

思考をともなう

科学的概念ではない

 

ただ、たちが悪いのは

「言葉だけで」教えられると

経験を伴わないということ

 

生活的概念は

経験から習得するもの

 

これがたまりにたまって

のちの科学的概念の発達に

つながっていく

 

リモコンでは

動かないものが

山ほどあるなかで

エアコンやテレビは

「ピッ」とするとつくことを

いろいろ経験する中で

自分で共通点を見つけ出すことで

(つまり、抽象化することで)

 

「これがリモコンというものか」

と、理解していく

 

こうしていずれ

思考をともなった

科学的概念に昇華していく

 

一方で、子どもが

「これが遠心力か!」と

どれくらい感じられるだろう

 

「遠心力」は見えないから

子どもにはこれを

経験しているという感覚は

とても難しい

 

どうしても「遠心力」を

教えたいのであれば

 

バケツの水を回すとか

洗濯機の脱水を見るとか

レタスの水切りをするとか

子どもと手をつないで回るとか

雨の日に傘を回して水を飛ばすとか

 

子どもといろんな「遠心力」を

たくさん経験して

子どもがそこからいつか

共通点を見つけ出して

「これかあ!」と体で

感じられるようにしてあげよう

 

科学に強い子どもを育てるにも

経験の数、だよラブラブ

 

 

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