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抽象的思考力のスタートは
抽象語を使うこと
例えば「果物」ってすごく抽象的で
この世に「果物」という
名前のものはなくて
りんごなのか、みかんなのか、
はたまたイチゴなのか
だから子どもとりんごを
食べているとき
「りんご、美味しいね」
と言いながら
「あなたは果物に目がないね」
というと
はて???
ということになる
(伝わる???)
ある日、今度は
「果物でも食べようか~」
といいながら
ママがイチゴを目の前に出すと
はて???
ということに、またなる
そういう経験をする中で
ママが「果物」と言っているものに
共通する要素を自分でいろいろ察して
何となく、甘くてみずみずしい「味」
というものを抽象化して
「果物」って呼ぶんだな、と思うわけ
そんな中で今度は
「おやつ」とかいう言葉を
ママが言い出して
これが果物のときもあれば
お菓子のときもあれば
はたまた、おにぎりのときもあって
どうやら、果物の場合と違って
「味」じゃなくて
決まった「時間」に食べるものを
「おやつ」って呼ぶんだなと
また新たな切り口の抽象語を
理解していくわけ
さらに「お土産」とかいうと
果物だったりお菓子だったり
はたまた、おもちゃだったり
どうやら、人のおうちに行く「場合」に
持っていくものなんだな、と
全く違う切り口の抽象語を
理解していくわけ
こういう抽象語を理解するには
ひとつひとつの具体的な経験から
自分で、抽象的な共通部分を
抜き出していくという経験が欠かせない
教えられた抽象度なんて
全く、身につかない
「一目ぼれ」をいくら説明されたところで
一目ぼれしたことがない人にとっては
意味が分かんないわけ
抽象的思考力を高めるには
具体的な経験の量が、絶対に必要だよ
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