こんにちはニコニコ


妊娠19週になりました。
匂いつわりもかなり落ち着いてきました。
家事育児仕事で毎日バタバタ過ごしています。



前回、
第一子妊娠中にNIPTを受けるかどうか、
障がいのある兄を育てた母に
相談することにしたことをお話ししました。

今回はその続きです。



(書き上げた途端、
ブラックアウトして半分以上消えて、
気持ちが折れつつ、
少しずつ書き直してますチーン)





母は、
とても冷静で合理的な人です。


母が感情的になったところは
ほとんど見たことがありません。

仙人並みに落ち着いてる人です。

感情的になっているのを見たのは、
兄が学校などでトラブル起こしたとき
数回だけ。

怒って泣いていました。


私にとっては、
いつもなんでも相談出来る
とても頼もしい母でした。



そんな母だったので、

30年以上、障がいのある息子と
向き合ってきたから、

NIPTを受けるかどうか悩んでると言ったら、
いつものように
納得出来るアドバイスをくれるものだと
信じて疑いませんでした。






が、

結論からいうと、


「お母さんは分からないわ」


と一言。


電話越しでしたが、
明らかに動揺していたのを覚えています。

産まれて、記憶があるこの方、
そんな母は初めてでした。




電話をして始めに
NIPTのことを話すと、

「受けて陽性だったら、諦めるの?」

と聞かれました。


そのつもりで受ける人もいれば、

出産に向けて心や医療体制の準備を
するつもりの人もいると

医者に言われたこと伝えました。


電話越しで、

明らかに動揺した様子が
伝わってきて、


そして、

「お母さんは分からないから、

二人で考えて決めなさい」

とだけ言われ終了。




正直、「わからないわ」

の回答は想定していなかった私。


そのあと、

出生前診断の本を読んだりして、

結局NIPTを受けることにしたのですが、



「お母さんは分からない」の母の回答は

「そりゃそうだ」

「悪いこと聞いてしまったな」

と後々思いました。





母は、

私を妊娠中に、
兄が普通の子とは違うことに気が付き、


それ以降、

周囲の障がいへの無理解や

兄が順調に成長していかないことへの
不安を抱え続けて、

当時、障がい者への特別支援が
整っていない中で、


学校や社会に上手く適合出来ない兄を
サポートし続けて、


30年以上


兄に障がいがあることで、
特に精神的に苦労し続けて

長い間、
苦しんだり悲しんだり
してきました。



その一方で、

障がいがあっても、
息子は愛おしい。


そう思っていることは、
小さいわたしにも伝わっていました。




そんな母は、
兄が産まれてくるまで、
順調な人生を送ってきた人でした。


兄に障がいがなければ、
出来ない人の気持ちが分からない
冷たい人間になっていたと思うわ
というほど。



普通であれば、

子どもには
進学校に進んで欲しい、
良い会社に就職して欲しい、
年収の良い人と結婚して欲しい、

とか求めるのでしょうが、


母が兄を育てて、
自分の子供に求めるようになったのは、

健康で、
機嫌良く生活してもらうこと

だけ。


そんな母だから、

NIPTを受けて、
お腹の子どもに障がいがあると
わかったときに、

産むか産まないか悩むこと、

産めば悩み苦労すること、

産まなければ、悩み苦しむこと、


容易に想像が出来たのだと思います。



検査結果がいずれにしたって、


悩み苦しむことになる可能性がある
検査を受けるべきかどうかなんて、


今まで、

苦労してきたから、

障がいのある兄も、
障がいのない私も、
愛しているからこそ、


「分からない」


そういことだったと思います。



30年以上、
兄の障がいと向き合い続けても、
兄や私を愛してくれているからこそ

「分からない」

ということだったと思います。



どんなときも、

私たち兄弟と向き合ってくれた母は、

今でも大好きな母です。