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📚温故知新📚 桜上水付近の甲州街道沿いにある、大きな象のオブジェが飾られたお店。 ずっと気になっていて、ようやく訪れたのは今年の1月のこと。 聞けば、明治のころから続く老舗の竹細工屋さんなのだそう。 作業場を拝見させてもらうと、片隅に細くてずいぶんと濃茶の竹が何本か。 珍しい色合いなので、どんな種類の竹なのかつい尋ねてしまいました。 そうしたら、その竹は昔ながらの木の家の天井に張られ、囲炉裏の火に燻されて色がついたものなのだ、と。 いわゆる古民家によく使われていたけれど、そのような竹は今はもうなかなか手に入らなくなっているとのこと。 戦後のバラック時代から高度経済成長期を経て、日本家屋は大きく姿を変え、快適で過ごしやすい工夫がたくさん重ねられてきた。 その一方で、伝統的な軸組工法で建てられる家は激減し、まさかその余波が竹細工屋さんに及ぶとは。 「古きを温ねて新しきを知る」 藤野は、第二次ベビーブームのころ、新興住宅地として開発が進んだけれど、まだあちこちに昔から建つ古い建物が残っている。 古いもの、時を刻むものは、必ずそこに魂が宿っていて、今を生きるわたしたちにメッセージを届けてくれている。 そのメッセージに耳を傾けて、未来へバトンをつないでいくことが、わたしたちの役割なのだと思うことがある。 明治のころの日本家屋を建てるということではなくて、その時代を生きた人たちからのバトンをつないでいくこと。 本屋さんになるのか、図書館になるのか、どのような形で本を扱うことになるのかはまだクリアになっていないけれど、古きを温ねることのできる空間に人が集えるようにしたいということだけは確たる思いとしてもっている。 いにしえからのメッセージを受け取る空間に、時を超えて受け継がれるものも合わせて置くことが出来たら、そこは過去と未来をつなぐ要になるんじゃなかろうか。 そんな夢を抱きつつ、部屋の灯りを落とします。 おやすみなさい。 #ブックカフェ #温故知新 #藤野 #古民家 #日本建築 #本屋 #古本屋 #図書館 #竹細工 #伝統工芸 #私の夢

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