本当に早いもので年月が経てば忘れられることも有りますが

6000人以上の方が亡くなられたこの震災を昨日のことのように思い出します。


あの震災の前日の深夜。

夫が下請け業者の仕事の立会いのために家にはいませんでした。

早朝の3時ごろには仕事が終わり帰ると言っていた夫が5時になっても帰らず

そろそろ起きようかと思っていた所へグラッときました。

私はその揺れをベットの中で息を止めて感じていたところへ娘が飛び込んできました。

「お父さんはまだ帰ってないの?現場で怪我をしていないか?」と泣き声で心配する娘と息子を引き寄せて

抱き合って三人で震えていたのを今も忘れることが出来ません。


帰って来ると言った時間に帰らない夫のことを

娘も息子も言葉少なに父親を案じているのが良く分かり

「大丈夫だから心配しないで学校に行く準備をしなさい」と言い二人の頭を撫でるのが精いっぱいでした。

今みたいに携帯電話があるわけでもなく夫の帰宅を不安ながら待つより術がありませんでした。


あれから23年経ち当時大学生だった二人。

娘は結婚して双子の母親になり 息子も一人の子の父となり家庭と仕事を頑張っています。

あれから毎年この日になると子供たちにあの日のことを教えていると聞いているので 

多分 今日もそれぞれの家族で「地震」の事を話し合うのではないかと思っています。



私は今日はいつもより長くお仏壇におまいりしました。

「災難からお守り下さい」と。。。。。
震災から一年経った頃に神戸を訪ねることがあったのですが未曾有の大惨事となった神戸も
私たちに見えるところはかなり大きく復興しているように見えましたが
青いビニールシートで覆われて傾いた家もありとっても複雑な思いがしたことを覚えています。