夫婦の証しが消えてなくなる
昨夜、ハイボールを飲んでいるときだった。
はっとして、一気に酔いが覚めた。
大切にしていた腕時計がどこにも見当たらないのだ。
22年前に買った外国製の腕時計。
結婚式の半年ほど前、亡き妻千恵の誕生日前日に買ったおそろいの時計だった。
3日前、福岡県芦屋町の海でウェイクボードした後、近くの銭湯に寄った。
宿泊先では、ビールを浴びるほど飲んで、翌日も海に出た。
飲んで、遊んでの2日間だった。
必死で記憶を探った。
銭湯の脱衣カゴの中か。
プレジャーボートの中か。
それとも車の中だろうか。
海で一緒に遊んだ友人も巻き込んで、夜中の捜索が始まった。
探しても探しても、腕時計は見つからなかった。
夫婦であった証しが、消えてなくなるような気がした。
千恵に申し訳なく思い、遺影に手を合わせて謝った。
一夜明けた今朝の5時。
念のために、もう一度、海に持って行ったリュックの中に手を入れた。
あった。
空のリュックの一番奥にあった。
娘に時計を見せると「ママが届けてくれたんやろうね」。
2人でうるうるした。
何かの暗示だろうか。
そう思って、「物をなくす」「意味」で検索してみると、こんな解説があった。
なくなってしまった物は、その物自体の価値を思い出させるために、わざとあなたの元から去っていく場合があります。あなたがその物の価値に気づいたとき、その物に紐づいた忘れてはいけない感情を思い出したとき、なくした物は戻ってくる場合があります。
スピリチュアルな書籍や記事はあまり読まないタイプだが、
気持ちが前向きになるのならば、参考にしたい。
思い当たる節があった。
反省である。
何はともあれ、見つかってよかった。
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はじめまして。
はなちゃんのパパです。
このたび、ご縁があって、Amebaオフィシャルブログを開設することになりました。
2008年7月に妻を乳がんで亡くし、父子家庭15年。
娘のはなは、大学生になりました。
いじめ、不登校、反抗期、恋愛・・・。
わが家もいろいろありましたが、今はまあまあ仲良し親子です。
ブログでは、娘と暮らす何気ない日常を綴ります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


