今日から、また新たな日常がはじまります。
春というのは不思議なもので、
同じ毎日の延長のはずなのに、どこか空気が変わる。
少しの緊張と、少しの期待をまとって、
それぞれが新しい一歩を踏み出す季節です。
私が大好きだった番組、
サラメシ。
中井貴一さんの穏やかなナレーションとともに、
お昼ごはんを通して、そこに生きる人の人生が静かに映し出される、
あの時間がとても好きでした。
特別な料理ではなくてもいい。
豪華でなくてもいい。
誰かのために作られ、誰かがそれを食べる。
その繰り返しの中に、
言葉にしきれない想いや、日々の積み重ねがあるのだと、
あの番組は教えてくれていた気がします。
だからこそ、ふと思うのです。
私が毎朝作るお弁当も、
いつか振り返ったときに、
「あの時間、よかったな」と思えるような、
小さな記憶になっていたらいいなと。
きっと、これからの3年間はあっという間。
素敵なお友達と出会い、
部活に励み、勉強に向き合い、
笑ったり、悩んだりしながら過ぎていくのでしょう。
その日々の中で、
ほんの少しでも、誰かの力になれるように。
今日もまた、いつものようにお弁当を作りながら、
そんなことを思っています。
これからの時間が、やさしく、豊かに重なっていきますように。

