内面はどのように外に現れるのか
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。
よくその人の内面が、外に現れるって言いますよね。
その人の内面の心が、その人の「行動」や「生き方」、「立ち姿」にまでも現れると言います。
そしてそれはまさにその通りなんですが、
困ったことに、自分で自分のことは、なかなか気づけませんよね。
自分で気づいていても、いなくても、自分の内面が、外に表現されています。
ではどうしたら、カッコよく、美しく、「あの人素敵だなぁ」って感じてもらえる生き方が出来るのでしょう?
あなたはどう思いますか?
今夜はバーのカウンターで、マスターと常連のKさんが、「内面がどのように外に現れるのか」について話していますよ。
あなたも一緒に二人の会話を聴いてみませんか?
さあ、あなたもカウンターのお隣の席にどうぞ
マスターのメールマガジンからの転載です
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内面はどのように外に現れるのか
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登場人物
【М】
マスター
【K】
常連Kさん
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【K】
ねぇマスター
よくその人の内面が、その人の「行動」や「生き方」に現れるって言うでしょう?
【М】
あ、はい。
【K】
だけど僕らって正直、知識でそのことを知っていても、
実際自分の内面が、どんなふうに【外に現れるているのか】って、よくわかっていませんよね。
【М】
自分のことってホントに見えないですものね。
【K】
ホントそうなんですよね。
知識ではいろんなことを知っているつもりなんだけど、
実際、自分のことってホントに見えないんですよね。
【М】
中国のことわざに、こんな言葉があります。
「鳥は空気が見えない」「魚には水が見えない」そして.....。
【K】
「人は自分が見えない」?
【М】
ご名答です!
ホント、自分のことって見えないですものね(笑)。
【K】
マスターは自分では見えていなかった自分に気づいて、驚いたって経験はありますか?
【М】
それなら最近、ちょっとすごい発見があったんですよ。
【K】
どんな話ですか?
【М】
わたし最近、居合(いあい)を始めたんですが。
【K】
居合道....剣術のことですね?
あれ、めちゃカッコいいですよね。
【М】
ええ。
でね、刀を鞘(さや)に戻す動作を納刀(のうとう)って言うんですが、その動作がめちゃくちゃカッコいいんですよ。
【K】
あ、座頭市なんかが、サッと刀を鞘に戻すあれですよね。
実に鮮やかで、動きに静と動、緩急があって、めちゃくちゃカッコいいですよね。
【М】
でしょう?
で、わたし、どうやったら奇麗にカッコよく納刀できるだろうって、毎夜youtubeを観ながら練習していたんですよ。
【K】
お!随分熱心ですね。
好きの力ですね。
【М】
はい(笑)。
で、納刀についてのある動画を見つけたんです。
【K】
ふんふん。
【М】
その動画では師範に弟子が「どうやったら納刀がカッコよく出来るでしょう?」
「コツはあるんでしょうか?」って質問していたんですね。
【K】
うんうん。
【М】
そしたら師範がこう言ったんです。
「その心がもうカッコ悪い」って(笑)。
【K】
あいたたたたた!
思い切り痛いところ突かれた感じです(笑)。
【М】
でしょう(笑)?
わたしもこの言葉を聞いたとき、大笑いしてしまいました。
これ、自分のことだぁ!って(笑)。
【K】
いやぁ、ホント痛いなぁ(笑)。
【М】
でもね、その師範いわく、それは誰でも通るところだと言っていました。
その人も4段くらいの頃は、どうやったらカッコよくできるだろう?って、そんなことばかり考えていたそうです。
【K】
誰でも通るところ....それもわかる気がします。
かつての自分を思いだしたら、穴があったら入りたいってくらい、カッコ悪いことをやっていたって思いでありますもん(笑)。
【М】
ですよね。
若気の至りというか.....。
でね....。
【K】
あ、はい。
【М】
「カッコよく出来るようになりたい」って思いは、「人にカッコいい自分を【見せたい】」って思いから来ていますよね?
【K】
確かに。
【М】
つまり【自分を大きく見せたい】という思いですよね。
するとそのような「あさましい考え」でやっていると、それが技に出ちゃうんですって。
【K】
「どや!オレ、凄いだろう?」って思いが技に出ちゃうんですか?
【М】
ええ。
それで長年やっている人には、それが見えるんだそうです。
【K】
自分ではイケてるって思っているのに、内面で「どや!」ってやっているのが見えちゃうんだ!?
【М】
ええ。
で、その技がどんなに技術的に素晴らしくても、
鼻につくというか、目をそむけたくなる「あざとさ」が技にも、姿にも現れちゃうんだそうです。
【K】
そうなんだ!
内面が、わかる人には見えるんだ。
【М】
はい。
居合って一人でやるもので、対戦相手はいません。
ですが実際にはいなくても、目の前には常に、いつ襲ってくるかわからない敵がいる。
その緊張感というか、集中を一瞬も途切れさせないことなんですね。
【K】
つまり納刀するときも、すでに相手は倒れているけれど、いつ立ち上がって襲ってくるかしれない。
だから納刀も、一瞬も相手から注意を逸らさずにやるということですね?
【М】
そうです。
で、目の前の敵に常に注意を払い、集中していないといけないのに
「カッコよくやりたい」って言うのって、相手じゃなくて、自分に注意が向いていますよね。
【K】
あ、はい。
【М】
それは居合道じゃない。
道から外れてしまっているんだそうです。
【K】
なるほどぉ。
内面の傲慢さや慢心が、自分では気づかなくても、生き方に現れちゃうんだ。
それ、どうしたら、気づいて、そうならないように生きられるんでしょう?
【М】
その動画の師範の、先代の師範が、それについてこう言ったそうです。
人の技を観る時「どういうつもりでやっているかを見なさい」って。
【K】
どういうつもりでやっているかを見る? ですか?
【М】
はい。
つまりどういう意図でやっているかを見なさいってことですね。
【K】
どういう意図でやっているか?
つまり目の前の敵に集中しているのか、自分をよく見せよう、大きく見せようという意図でやっているのか?
ってことですね?
【М】
そう。
【結果は意図を現わす】という言葉があります。
その人の行動や生き方には、その人の【意図が表現される】んですよね。
【K】
内面の意図がその人の、技、立ち姿、行動に現れるんですね。
だから「どや?オレ、イケてるだろう?」って意図でやっていると、そのあざとさが姿に現れちゃうんだ?
【М】
ええ。
だけど自分のことって見えませんよね。
【K】
ですよね?
自分ではまさか「どや?オレっていけてるだろう」ってやっているなんて、
ホントに自覚があったら、カッコ悪くてやらないですものね。
【М】
ええ。
自分のことは本当に見えない。
【K】
ホントに。
【М】
その為に、わたし(たち)の世界には、【他者という鏡】があるんですよね。
【K】
周りの人は自分自身。
なので他者の姿や行い、生きる姿から学んで、自らに活かすということですか?
【М】
ええ。
素晴らしいお手本になるような人物からは、どうしたら美しく生きられるかを、その生きざまから学び、
言い方は悪いですが、ダサいお手本からは「これはやめよう」ってことを学び、活かす。
【K】
ああ!鏡に映る自分の悪い癖を、鏡を見ながら直すのと同じ感じですね。
【М】
です。
【K】
そうかぁ。
内面の意図は、そのように行動や、立ち姿、生き方に現れるんだ。
そのことがホントに解るようになると、謙虚に誠実に生きようって、考えるようになりますよね。
【М】
ですよね。
【K】
ところでマスター、さっきの動画の話に戻りますが
動画を見て「自分のことだぁ」って思ったんでしょう?
【М】
ええ。
【K】
で、イタタタタって思われた。
それからなにか変わりました?
【М】
ええ。
イタタタタとは思いましたが(笑)、
動画を見てすぐに、目の前に敵がいることをイメージし、注意を途切れさせないという練習を、早速始めました。
【K】
切り替えが早いですね。
【М】
そこは自分でも成長したなって思います(笑)。
言われたことを素直に実践するって、前の自分はなかなかできませんでしたから(笑)。
【K】
内面の意図が、行動や姿、生き方に現れる。
そしてそれは見える人には見えるが、自分ではなかなか見えない。
自分の内の誠実さを大切にし、内の誠実さと謙虚さに従って生きたいものですね。
【М】
ホントですね。
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コーチング歴30年 禅を土台とした意識共鳴瞑想指導歴15年
アマゾンの奥地まで足を運ぶなど、17年にわたり探究を続け
2023年3月「自分」と「世界の仕組み」を解明、人生の目的を発見する
才能・天命・使命を実現し、世界に貢献する人や企業を支援している
著書に「マスターが伝える悟りのお話」ナチュラルスピリット社がある
著作に「わたしが目覚める~マスターが伝える悟りのお話」ナチュラルスピリット社がある

