人は「芋虫が蝶に変わる」ように生まれ変わる
いらっしゃいませ、マスターの濱田預士之(はまだよしゆき)です。
人は「生きている中でガラリと人生観が変わり、まるで別の人生に【生まれ変わる】かのような経験」をすることがあります。
たとえば大病をしたり、大きな困難に出会った人が、それを乗り越えたとき、【生まれ変わったように人が変わった】という話を耳にすることがありますよね。
生まれ変わった人たちは、「以前とは全く違う、幸福な人生に変わった」と口々に言うといいます。
人が生まれ変わる時、いったい何が起こるのでしょう?
今夜はバーのカウンターで、マスターと常連のレイコさんが「人が生まれ変わるときに起こること」について話していますよ。
あなたも一緒に彼らの話を聴いてみませんか?
さあ、あなたもカウンターのお隣の席にどうぞ。
マスターのメールマガジン(無料)からの転載です
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人は「芋虫が蝶に変わる」ように生まれ変わる
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登場人物
【М】
マスター
【R子】
常連のレイコ
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【R子】
ねぇマスター。
わたし最近、気になっていることがあるんですよ。
【М】
どんなことですか?
【R子】
ほら、よく人があることをきっかけに、別人のように生まれ変わるって耳にするでしょう?
たとえば大きな病気をしたことがきっかけで、それまでとは別人のように生まれ変わったとか。
【М】
【死と再生】のことですね。
【R子】
シト再生??
【М】
そう。人が別人のように生まれ変わるときに、経験するプロセスのことです。
たとえば中村天風さんのことは御存じですか?
【R子】
中村天風って確か、松下幸之助さんや京セラの稲森和夫さんの師匠だった人ですね?
【М】
ええ。
世の中のリーダーとして活躍する人たちに、生き方や真理を伝え、指導されていた方ですね。
天風さんも「死と再生」を経験されているんですよ。
【R子】
えっと確か...満州で当時のスパイのような仕事を、国の指示でされていて....
帰国後、事業で大成功されたんでしたよね?
だけど肺結核にかかちゃって....
【М】
そう。
当時の肺結核は「不治の病」で助かる見込みのない病気だったそうです。
医者からも見放された天風さんでしたが、どうしても助かりたくて、海外の哲学者のもとを訪れ、答えを得ようとします。
【R子】
だけど解決策は見つからず、何か国も巡ってから諦めて「日本に還って静かに死のう」って思われたんですよね。
【М】
そう。
そうしたらそのタイミングで、インドの賢者に出会う。
そしてインドに行って修行して、病気が治り、悟りを得るんですね。
【R子】
そして日本に帰国し、生き方や真理を伝える、精神的指導者になった....。
よく考えたら、まるで別人のように生き方が変わっていますね。
っていうか「全く別の人生」に変わってますよね。
【М】
そう。
天風さんは「死と再生」を経験されたんですね。
【R子】
そういえば、マスターも数カ月前、ガラリと変わったと言ってましたね。
マスターも「死と再生」を経験したの?
【М】
実はそうなんです。
【R子】
どんなことを経験したの?
病気とか大きな怪我とかはしてないですよね?
【М】
ええ。肉体的には何も問題はありませんでした。
主に精神的なものでした。
【R子】
なにがあったの?
【М】
昨年の夏の終わり頃のことです。
ある日急に、なにもする気が起こらなくなっちゃったんです。
【R子】
何もする気が起こらなくなった?
【М】
ええ。
それもただ、怠慢な気持ちからやる気が出なくなったのではなくて、なにをやってもうまくいくとは、思えなくなちゃったんです。
【R子】
急に?
【М】
ええ。急に。
実際にはきっかけになる出来事はありましたが。
でもそれらは「きっかけ」でしかなくて、起こったことは「なにもできなくなった」でした。
【R子】
その時の精神状態はどんなだったの?
【М】
サイアクでしたよ(笑)。
自分が今までどれだけ無知で傲慢だったかに、気づいてさいなまれたり。
【R子】
そんなことがあったの!?
【М】
ええ。
わたしはコーチングをかれこれ30年やってきたり、それなりの業績を上げてきたと思っていました。
内心わたしは自分のことを優秀だと思っていたんです。
【R子】
..........。
【М】
ところがある日を境に「自分は何を思いあがっていたんだ!?」
「自分は思いあがっていただけで、なんの能力も価値もないじゃないか...」
そんなふうに思いはじめたんです。
【R子】
え...それ辛いですね。
【М】
正直しんどかったですよ...とても。
他の同級生たちは真面目に学校で勉強して、真面目に就職して、真面目にやってきて、
ちゃんと家族も養って、出世もして、地位も財産も築いているのに、自分ときたら...。
【R子】
自分ときたら....?
【М】
好き勝手にやってきて、なにひとつ満足にやり遂げたことがない。
継続してやり続けるということも、できた試しがない。
今まで好き勝手やってきて、今から取り戻せるとは思えない....自分は人生を大事にしてこなかった....。
自分は人生を台無しにしてしまった....
その結果、自分は何の能力も価値もない....そんな思いにさいなまれました。
【R子】
それ、事実じゃないですよね。
ちゃんと築いてきたものもあるし、身につけた能力や実績はあるでしょ?
【М】
そうですね。
だけどあのときは、そのプロセスは必要だったんです。
【R子】
プロセスが必要だったの?
【М】
ええ。
わたしは内心、自分は特別で、能力があると思っていました。
そして「みんな俺のすごさを知らないんだ」とか心の何処かで思っていたし、何処かで他の人のことを見下しているところがあったんです。
【R子】
えええ!!!
意外!....ていうか...ちょっと待って....。
わたしもそんなところあるかも。
【М】
今まで気づかなかった、みないようにしてきた自分の傲慢さや、「小ささ」を思い切り思い知らされた状態でした。
【R子】
ど....どれくらいそれは続いたの?
【М】
半年間続きました。
【R子】
わぁ、しんどかったでしょう?
でもどうやってそれを抜けたの?
【М】
ある日、4時間瞑想していた日に、ふいに瞑想の中で気づいたんです。
あれ?なにもかもうまくいっていないと思っていたけど、実は「あれもできた」「これもできた」「これも終えることが出来た」って毎日着実に前進してるじゃないかって。
今まで表面意識では全く気付けていなかったことに気づいたんです。
【R子】
表面意識では全く気付かなかった???
【М】
そう。
表面意識ってとっても小さな「我(が)」みたいなものなんですよね。
そのすごく小さな我(が)が、小さな我のことを自分だと思いこんでいた」んです。
が、【もっと広い視野の意識が「小さな我(自分)が、小さい世界しかみえていなかったこと」に気づいた】んです。
【R子】
もっと広い視野の意識が、小さな自分に気づいた....?
つまり【もっと広い視野の意識が目を覚ました】ようなもの?
【М】
そうなんだと思います。
いわゆる【意識変容】が起こったんだと思います。
【R子】
「死と再生」とは意識変容のプロセスのことなんだ。
【М】
ええ。
かつて師匠がこんなことを言っていたことがあります。
【芋虫が蝶に変わる時、サナギのプロセスを通る】。
【それと同じことが人間にも起こる】って。
【R子】
人間にもサナギのプロセスが起こるってこと?
【М】
ええ。
レイコさんはサナギの中身って、どんな状態か知ってます?
【R子】
確かどろどろの液体のようになっているんですよね。
サナギの中で芋虫だった身体が溶けて、液体みたいになる。
それが蝶の形に再構築される。
【М】
そう。
芋虫はサナギの中で一度破壊され、そして蝶という全く異なる存在に生まれ変わる。
【R子】
芋虫だった時は地面を這うことしかできなかったのが、
蝶に生まれ変わると、空を自由に飛び回れる存在に、存在そのものが変わる。
まさに生まれ変わった人達と同じですね。
【М】
そう。
死と再生です。
【R子】
それが死と再生なんだ。
【М】
死と再生を経て生まれ変わると、そこは【別世界】に変わっています。
同じ日常、同じ風景なんだけど、見え方も起こる出来事も全く違う。
【R子】
別世界なんだ?
【М】
今まで想像もできなかったようなことがわかるようになり、
今まで想像もつかなかったようなこと、不可能にしか思えなかったことが可能になる。
それが死と再生を経て現れる「世界」なんですよね。
【R子】
それ、凄いですよね!
マスターもなにもかも変わったの?
【М】
いえ、相変わらず朝起きは苦手ですけどね(笑)。
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コーチング歴30年 禅を土台とした意識共鳴瞑想指導歴15年
アマゾンの奥地まで足を運ぶなど、17年にわたり探究を続け
2023年3月「自分」と「世界の仕組み」を解明、人生の目的を発見する
才能・天命・使命を実現し、世界に貢献する人や企業を支援している
著書に「マスターが伝える悟りのお話」ナチュラルスピリット社がある
著作に「わたしが目覚める~マスターが伝える悟りのお話」ナチュラルスピリット社がある

