今日、是非書きたいことが、あって。



 父の病院がおとといから変わった。


それは、昔、父が倒れたときに初めて入院した病院の分館。


私の通った中学のそばだった。



 今日、お見舞いにいった帰り、校舎の上のプールの幌が見えた。


思わず、校門に向かって歩いていた。



 授業中かな?校庭には、誰もいない。



 校舎は全然変わっていなかった。


サクラの木の幹は、すごく太く立派になっていた。


数の増えたテニスの審判台が、片隅に寄せられていた。



 校門に近づいていく途中、体育館から校舎に向かって渡り廊下を走る男の子。


すのこを踏むその音が、昔と同じだった。


続いて出てきた女の子数人。当時と同じセーラー服だった。



 その瞬間、思い出がよみがえってきて、思わず泣きそうだった。


たどりついた校門の前で。



 初めて登校した入学式の日。散りかけたサクラでいっぱいだった。


卒業式の日、雪が降り積もっていた。男子が、雪の中につっこんでいたっけ。




 もう、ずいぶん遠くなっちゃったな。


 でも、確かに私は、ここにいた。


 自分の足跡を感じた日でしたクローバー