ようやく春風が吹き始め、皆様方の積極的なご参加のお陰で
38名、合計 190句の投句を頂きました。
参加者は次の通りです(順不同、敬称略)。

永田満徳、石川順一、いわきりかつじ、長谷川 ひろし、とばやまちはる
熊谷房子、佐竹康志(夜亜舎)、小倉正人、野島正則、中村秋穂
今村とも子、荒一葉、上野梢楓、寺嶋法子/杳杳、祐(牧内登志雄)
高山やす子、桑本栄太郎、慢鱚、姫(三高邦子)、龍野ひろし、
小保方国秀(無弦奏)、岩根泰彦(寒太郎)、森川雅美、浮游子、貴田雄介
山下明寿、辻井市郎(一路)、武藤隆司、滿/杉山満、立野音思
古閑寛昭、大津留 直、藤澤迪夫(みちを)、有村孝人、亜仁子
佐々木孝逸(ささき良月)、美空らら、北野和良

 

選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

投句に参加された方は必ず互選をお願いします。
なお、未投句の方の選句のみも歓迎いたします。

【選句の締切は3月15日(土)pm10時】までとします。

【以下全投句作品】

1     囀にさへづり応ふ荒れ野かな
2    新しき世界の生る春の水
3    オスカーに五時間はりつきのどけしや
4    長閑しや今朝三度目の「ご飯未だ?」
5    長閑だな国旗をゆらす鉄炮小路
6    長閑なり姪っ子つくるオムライス
7    おんどりがめんどりを追ふ長閑よ
8    囀が谷の谺と化す朝
9    囀の真っ只中にいて独り
10    谷間(あい)に生まれ大河へ春の水

11    囀や愛とは全て受け入るる
12    お気に入りの動画にリンク夜半の春
13    お袋の弁当に礼卒業す
14    空間は時間を超ゆる長閑かな
15    くしやくしやの堪忍袋春疾風
16    こつ然とある日ぞろぞろ地虫出づ
17    さながらに故山にほへり春の水 
18    さへづりや画布に塗り込む萌黄色
19    せせらぎに日の斑のあそぶ春の水
20    ぞろぞろと押合い並ぶ春セール

21    ぞろぞろとひかりあつめて初花へ
22    囀や最後の言葉何もなし
23    囀やぞろぞろ渡る河童橋
24    囀やトランスジェンダーの変声期
25    ぞろぞろと花壇の前を卒業子
26    ぞろぞろと蟻穴を出づ南口
27    ぞろぞろと山菜目当て山笑ふ
28    つくしんぼ袋いっぱい詰めて母
29    トランプのエースもババも囀りぬ
30    桃の酒そろりと開ける袋綴じ

31    ドリンク剤飲みてすたすた遍路杖
32    ネットで花見いい場所みつけリンクする
33    のどけしや四方見下ろす天守閣
34    さへずりや森の中なる我ひとり
35    のどけしや十年ぶりの二人旅
36    のどけしや笑みをたたへて眠る嬰児(やや)
37    長閑なる湖一艘の貸しボート
38    長閑なる珈琲豆の爆ぜる音
39    長閑や首傾けるマルチーズ
40    園児らの椅子取りゲーム囀ぬ

41    ほどほどの長閑かさが善し夕端居
42    ミッシングリンクの地層耕せり
43    リンクスに届くヤードや春の海
44    阿蘇谷の牛の反芻長閑なり
45    長閑さやパズルを解いてボケ防止
46    長閑さや津軽訛りのバスガイド
47    長閑さや珈琲に添うパンケーキ
48    安曇野の水車に撥ぬる春の水
49    ゆっくりと盛り上がりたり春の水
50    喉越しの甘露甘露や春の水

51    胃袋を掴まれ十年初桜
52    一息にエナジードリンク春眠し
53    宇宙より見初む渦の星長閑
54    雨上がること待ちきれず囀ずれり
55    餌台を逃げて木の下鳥長閑
56    ぞろぞろと出るわ出るわや春の宵
57    ぞろぞろと鷹化して鳩と為る宿
58    遠足の園児ぞろぞろ山の中
59    花ふぶき杖つく人のぞろぞろと
60    花衣の裾のぞろぞろ前撮りす

61    花菜摘風をはらんでレジ袋
62    花種蒔く父の仮名書き紙袋
63    過呼吸の鎮まる袋木の根明く
64    関守になる石探し春の水
65    季寄入の頭陀袋下げ花遍路
66    蟻穴を出づぞろぞろと人の群れ
67    蟻穴を出づる出づるやぞろぞろと
68    客船を座して眺めて長閑なり
69    泣きべそはいつしか笑顔春の水
70    謹んで袋に入れた申告書

71    囀やポイント目掛け振るロッド
72    囀や火入れ間近かの登窯
73    囀や争わぬこと教われり
74    空爆の瓦礫の中に縛りを
75    靴を入れ袋は貰ふ春の夜
76    啓蟄や穴の奥よりぞろぞろと
77    啓蟄や証拠ぞろぞろ出てきをり
78    春の水袋小路の城下町
79    春の水大海原を目指し行く
80    鶏糞の五袋振り撒き耕せり

81    高齢者講習ぞろぞろ昭和の日
82    佐保姫はここにもいます池袋
83    歳経たる大志はいずこ春の水
84    山科の野菜洗ひ場春の水
85    囀やホームルームの起立、礼
86    囀や一服召せと言ふ女将
87    囀や嬰もきやーきやーうたひだす
88    のどけしや日なたの猫と阿吽像
89    のどけしや日野正平のこころ旅
90    ぞろぞろと動く集団新社員

91    ぞろぞろと病者も行くや御開帳
92    ぞろぞろと並ぶ水道春彼岸
93    のどけしや猫の欠伸につられたり
94    のどけしや老婆もんぺの畑仕事
95    のんびりと仏閣巡る夫婦旅
96    鹿の殿ぞろぞろと春日祭
97    車中よりぞろぞろ出づる花見客
98    手のひらの凹みなみなみ春の水
99    種袋振れば聞える花の声
100    重力の縛りを解くや春の水

101    春うらら山谷袋に和三盆
102    春の宵袋回しの3回目
103    春の水のそり目覚むる池の鯉
104    春の水のたりのたりと吾に似し
105    囀や中に年増もゐるだらう
106    囀や拍手で送る霊柩車
107    笹舟の寄りつ離れつ春の水
108    囀や万年筆の先に金
109    春の水湖面きらきら五色沼
110    春の水水車の軋みかろくして

111    春日さす園児ら遠足ふくろ菓子
112    春の水叩く少年ヘッセかな
113    春の水分水嶺に分かれゆく
114    囀りのための電柱新都心
115    囀りの行き交ふ雲の高さかな
116    囀りの中に揺り椅子山の宿
117    春の水湧き出すやうに魚集ふ
118    春の水容器の豆腐は汁の中
119    囀や薬草園に盛れる土
120    囀りが野原いっぱい山いっぱい

121    囀りに囲まれ森をぬけられぬ
122    春の服ドリンクバーに腕伸びて
123    春の夢落語の続きぞろぞろと
124    春一番ホームページにリンク貼り
125    春光や畳紙を替へ袋帯
126    春色の袋あまたや捨てられず
127    春神輿袋小路の小休止
128    春水の光りきらめく魚道かな
129    小川のせせらぎ流れ耳澄まし
130    乗り出せば橋桁の螺子春の水

131    寝袋に夫と並んで春北斗
132    親と子が目印に挿す種袋
133    身を任すままに流るる春の水
134    水温む袋被る子宇宙人
135    囀りの中へぞろぞろ法事客
136    囀りやシフォンケーキを等分に
137    仲春にグルメ旅するぞろぞろと
138    囀りや英語で結婚何と言う?
139    水車小屋杵つく音や長閑なる
140    水流や囀り無くて鴉どく

141    瀬流れに溶かす毛針や春の水
142    石塀に座つたままの猫のどか
143    爽やかな囀り響く登山道
144    草団子袋よりだす母のゑみ
145    荘園を巡り巡りて春の水
146    足沈むふかふかの砂水の春
147    卒園のお祝い包むポチ袋
148    袋には花見弁当代千円
149    袋より取り出す飴玉水温む
150    袋廻しに遅速のありて花の宴

151    袋掛終へたる乙女春夕焼
152    大空と未来の映る春の水
153    大鷺の静止の先や春の水
154    鷹鳩と化すや空行くレジ袋
155    知らぬ間に貼られしリンク母子草
156    地下足袋に土の温もり耕せり
157    地下足袋のとんとん上る春の空
158    地震(ない)の傷残るせせらぎ春の水
159    仲春に特売求めぞろぞろと
160    駐在さんの趣味は筋トレ村のどか

161    長閑けしや象の尻尾のゆさゆさと
162    長閑さに老婆二人の幼顔
163    囀りや子豚乳房に十五頭
164    囀るや赤兒昼寝の覚めるまで
165    囀を混ぜてパレット春にする
166    長閑さやおやつ替はりに食ふもんじや
167    長閑さやその話もう三回目
168    吊り橋を揺るすが如し春の水
169    釣り人の長き堤防長閑なり
170    登山道一段ごとの春の水

171    湯沸しの音長閑なる昼餉かな
172    当てのなき長閑な時間里めぐり
173    仲春にパドック定めリンク席   
174    猫の恋袋小路に来て止まる
175    白雲を遊ばす大湖長閑なる
176    白髪の翁の煙管春駘蕩
177    八人家族ぞろぞろ列で花ミモザ
178    苗木植う村一番の知恵袋
179    風神の袋の穴や山笑ふ
180    風呂敷の袋に二本花見酒

181    本罪に余罪ぞろぞろ猫の夫
182    本物というコピー品買う長閑
183    木洩日の揺蕩うている春の水
184    目借時リンクの先の落とし穴
185    約束で終はる約束春の水
186    流氷やリンクの先の我が暮らし
187    囀やオシロスコープふくらみぬ
188    囀や心の中に愛の歌
189    囀や大阿蘇少し雪降りて
190    涅槃西風宗達描く風袋


(作品は以上)

選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

(「番号のみ」記入ですと、誤って上下の番号と間違われる方がおられたので、選ばれた句は【番号と句の冒頭と合わせてお書き頂き】間違いを防ぎたいと思います。
また今回は上五「春の水」「囀」「春近し」「のどけし」などの句がたくさんあるので中七までお書き下さい。)

記入例に従い、特選、並選のそれぞれを番号で、選者名(俳号または名前)と合わせてお書き下さい。(結果発表時は俳号を優先します)
また【特選句には簡単な鑑賞文】をお書き下さい。

若しも番号と句の冒頭とが不一致の場合は、句の冒頭を優先して解釈します。
また全部の選句をまとめて1回でコメント投稿して下さい。

句に兼題が入っているか否かの判断は選者にお任せします。
兼題が入っていないと思われた句は取らないようにお願いします。

【選句の締切は3月15日(土)pm10時】までとします。

選句の投稿はこのページの「コメントする」欄からお願いします。
(投票は一回のみ、変更は出来ません)

投稿が成功すると次のポップアップが出ます。


なお皆さんの選句投稿は、管理者にのみ見える設定としていますので、コメント欄には反映されません。

(また「コメントする」投稿が上手く行かない場合、また、句の転写ミスなどがありましたらFacebookのメッセンジャーで北野和良宛にお願いします)