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読了 2020.01.29

 

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

数年後、今度は小夜子が殺害されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。

中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。

一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた−−−。

 

 

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いや〜〜〜、辛かった。

一晩明けて、落ち着いた気持ちで書こうとは思ってるんですが、かなり辛かった・・・。

 

前半は死刑制度に言及する内容で、葛藤する夫婦や、その夫婦のその後の人生・感情なんかに触れていて、私もきっとそうなるだろうな、と考えながら読んでました。

でも後半に差し掛かるにつれて雲行きが怪しくなってきて・・・。

 

 

もう最悪だった・・・。

産まれたばかりの赤ちゃんを産んだ子たちが殺しちゃう場面があって。

胸がギューっとなりました。

(むしろ吐き気さえした。)

 

半年前に味わったあの幸せな瞬間が、その場面と重なって、どうしよもなく辛かった。

それからは、もう内容が半分しか入ってこなくて、常にその子たちへの怒りを感じてた私ゲホゲホ

 

 

結局は、バラバラに動いてるように見えた登場人物が、あっという間に繋がって、エンディングまで畳み掛けるように読ませてくるんですが、ああ、辛かった。

 

 

物語の中でも、人を殺したら死刑なのか、人それぞれの物語の結末があっていいんじゃないか、刑務所に入ってただお利口さんにしてることが償いなのか、そんなものは虚ろな十字架を背負ってるだけじゃないのか、という風に、これが正解だ!という描写はありませんでした。

難しい問題だけど、私はきっと、死刑になろうがなんであろうが、きっと十字架を背負っていく決意をしてしまう。

もしも大切な人を殺されたりなんかしたら。

 

考えたくもないけど!!!

 

 

もちろん究極の正解は、人殺しなんか起きない世の中にすることだけど、これが実現されるまで、何年かかるのかな。

いがみ合う人間同士に、手に取り合ってもらう方法を模索するような人たちが増えるといいですね。

 

 

この物語は、もうちょっと自分の感情と物語を切り離して読めるようになってから、読み直そうと思います。

とにかく今回は、ため息しか出なかった・・・。