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読了 2019.04.06

 

同級生の少年が運転するバイクに轢かれ、美しく優しかった姉が死んだ。

殺人を疑う妹の結花は、真相を探るべく同じ高校に入学する。

やがて、姉のおぞましい過去と、残酷な真実に直面するとも知らずに・・・・・・。

ピアノソナタの哀切な調べとともに始まる禁断の恋、そして逃れられない罪と罰を描く衝撃のR18ミステリー。

 

 

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「あなたが愛した記憶」以来の誉田哲也先生ガーンひらめき電球

お久しぶりでした。

どろっどろのイメージが強い作家さん。

本屋でオススメに並んでいたので思わず手に取っちゃいましたえーんあせる

 

 

内容はやっぱり、しんどくなるくらいに、切なかった。

よくこんなストーリー思いつくな・・・ってくらい。

あえて、内容とか描写には触れません。

読んだ人それぞれの、受け取り方があるんだろうな・・・。

 

 

でもテーマは最後ではっきりしました。

そこのとこだけ書こうかな〜。

 

『世の中には知らない方がいいこともある』

作中の菅井が言った言葉。

そして結花が最後に、妙に納得した言葉。

『知ったって誰も、幸せにはなれない』

私も確かに・・・って思った。

 

 

例えばこのモノガタリがそのまま現実に起きていて、ニュースになったとする。

テレビのワイドショーや、タレントが取り上げるのは、殺された菅井と犯人の香山くらいだろう。

この物語の、ほんの何ページにも収めきれなかったうちの、氷山の一角。

それを切り取って映像化、または文章化し、コメントをつけて世の中に流す。

こういう風に。

『動機はなんだったんでしょうね』

『真相を解明して欲しいですね』

『犯人には早く、本当のことを語って欲しいですね』

 

「ふざけんな」作中で結花は、そんな人たちに対してそう言います。

そう、私もそう思った。

『ふざけんな』

 

野次馬根性で知りたがってるだけで、他人の不幸を楽しんで、自分じゃなくてよかったなんて思ってる。

全部聞いたからってどうなるんだろ。

あなたが罪の重さを決めるんですか?

普通じゃないことをした人の、普通じゃない理由を聞いたって納得なんかできるでしょうか。

 

 

全部が全部、そうじゃないかもしれない。

けど、今テレビとか雑誌とかネット上でやってる事件報道なんか、全て洗いざらいぶちまけたら、悪くもないのに傷つく人が沢山出る気がする。

 

報道の自由は、ある程度必要かもしれない。

けど、それによって必要ない人が、理由もなく傷つけられる世の中には、がっかりします。

 

 

最近よく昼に見かけるワイドショーに少し違和感を持ち始めたばかりなので、タイミングよくてしっくりきました。

好きな人もいるんだろうけど・・・。

 

 

 

読み終わったのがちょうどさっきで、熱く語りすぎちゃった(笑)

出会うタイミングがピッタリな物語って、ありますよね?笑い泣きドキドキドキドキ