*

 

 

 

読了 2018.08.13

 

上

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。

開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。

凍りつく校舎の中、2ヶ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。

でもその顔と名前がわからない。

どうして忘れてしまったんだろう––。

 

下

学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください–––。

「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」

なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。

担任教師・榊はどこへ行ったのか。

白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。

薄れていった記憶、その理由は。

 

***

 

 

またまた、ボリューミーなやつ読みましたおーっ!恋の矢

これ、どこかの書店さんが更新してるインスタのアカウントで見かけてから、ずっと気になってたやつキラキラ

思うように時間が取れず、後回しになってたやつを、昨日・今日で読み終わりましたにやりひらめき電球

 

一言で言うと・・・・・・「スガかっこよすぎ!!!」

菅原って登場人物がいるんですが、もろ私のタイプです笑い泣き恋の矢恋の矢

高校時代にスガみたいな人と出会ってたら、一瞬で好きになって告白してたな〜(笑)

っていう、冗談はさておき。

 

 

以前から問題になって、メディアでも事あるごとに取り上げられ続けている、「いじめ」問題。

今回は、「いじめ」と「本当の友達とは」が題材になっていたような気がします。

 

全体的な流れとしては、まず自殺した同級生の名前が明かされないまま、記憶を辿りにそれぞれ8人が思い出そうとします。

ただ、そのキーとなる時間帯で、8人のうち何人かずつ消えていきます。

ってか、人形?マネキンになってしまいます。

 

上巻ははっきり言って、怖かったです。

ホラー!!!

背筋がぞっとしました。

なぜ、自分たちはここにいるのか、という疑問に対して答えを出していく過程を描いているんですが笑い泣きDASH!

思わず背中を壁につけて、飼っている犬の隣に座りなおしました(笑)

上巻の最後辺りでまず一人消えるんですが、もうグロテスクで・・・・・・。

それが8人分あるのかと思うと、下巻読むのがおっくうになったくらいえーんあせる

 

で、各それぞれ思い出せず・・・・・・なんとなく、この子じゃないかな〜という目星を立てていくんですが。

もうキーとなる時間が来るたびに、どんどん消えていく。

最初の消え方がとんでもなく、グロテスクだったので、残りも全部そうなのかな〜と思っていたら、案外そうでもなく安心しましたぼけー。

 

で、その消える時に思い出すんですよね。

思い出す過程とともに、並行して進んでいくのは、その登場人物の過去だったり、悩みです。

それがまた深い・・・・・・。

途中で本当に高校生かな〜と疑ってしまいました(笑)

私が高校生の時は、あんな経験一切なかったし、あそこまで思い悩む事はなかったな〜DASH!

 

 

でも「本当の友達」については、誰でも一度は考えた事があるはず。

自分の全部を知っている人こそが、本当の友達の訳でもなく。

かと言って何も知らないままじゃ、他人と同じ。

その人と、どこまで距離を詰めるか。

学生時代は随分と悩みました。

 

それプラス、女子の交友関係って水みたいにかなり流れが早いんですよね〜。

昨日こっちだと思っていたら、今日はあっちに流れ込む。

「はい?」って思わされる事が何度もありましたうーんハートブレイク

いくらフェードアウトしたくても、全然流れに逆らえない。

辛い思いをした人も多かったんじゃないかな〜と思います。

 

 

でも本当の友達って気付くと、そこにいて。

今は流れの中のただの一部だったとしても、行き着く先に必ず待っていてくれる人や、手を握ってくれる人がいましたキラキラ音譜

そういう優しい友達に救われて、私はここにいます。

 

 

女子社会にいると、避けては通れないかもしれない「いじめ」。

でも声をあげることを忘れない限り、必ず誰かが側にいるってことを忘れないでほしいにやりひらめき電球

その命を終わらせる選択をする前に、自分のことを本当に大切に思ってくれている人がいないか、胸に手を当てて聞いてみてほしいです。