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2018.7.17

 

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。

妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。

その日から杉田家の切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった。

映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった感動の長篇、文庫化。

解説・広末涼子、皆川博子

 

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こんにちはにやりビックリマーク

ずいぶん間があいちゃった〜〜〜。

やっと暇ができて図書館に行けましたえーんひらめき電球

 

今回は、前回短篇を読んでそれがもとになって長篇が作成された、という「秘密」です。

遠い図書館にしかなかったので、最寄りの図書館まで取り寄せを頼んでやっと手元にドキドキ

やぱり楽しみにしてたものは、読んでて幸せですえーん恋の矢

ということで、『さよなら「お父さん」』が元になっている「秘密」レビューを書いていきますキラキラ

(私が書くとレビューってか、感想文だね。笑)

 

 

短篇を先に読んでいたこともあって、話の流れは理解していました。

でもその短篇に大いに肉がついた感じで、結末を知っていても読み応えはありますキラキラビックリマーク

お父さんと藻奈美(中身は直子)の間で繰り広げられる親心と嫉妬の嵐。

(今回、殺人は起こりません。笑)

 

娘と父ってなんか特別な感じがしますもんね。

私はそこまでべったりじゃなかったですが、何かあればお父さんって感じでした。

私には優しくて、甘かったです(笑)

そんな関係性がある、父と娘だからこその物語だと思います。

 

 

にしても、お父さん・・・・・・辛かっただろうな〜。

藻奈美(直子)は、事故のことも娘を亡くした辛さもあっただろうけど、それでも未来が待ってる。

自分次第で次に進んでいける。

娘の藻奈美として。

だけど父は藻奈美も直子も失って、生きてるはずの直子は藻奈美としてどこかに行っちゃうんだから。

だから私はどっちかといえば、お父さん(平介)の味方として読み進めてしまいました。

 

でも、途中から風向きが変わってきて・・・・・・笑い泣き笑い泣き

直子、かっこいいじゃん。

嫉妬でおかしくなりそうな平介を、一番楽に解放してあげられる方法を一人で実行する。

(読んでる時点で、さっぱり知りませんでしたが。アセアセ)

最後の方に藻奈美の魂が生き返るシーンがあります。

初めて藻奈美が現れたとき、私はちょっと残念な気持ちがしました。

ああ、このまま直子がいなくなって、藻奈美と親子としてやっていくんだ・・・・・・。

その通り物語では、直子は平介に最後の別れを言い、藻奈美と平介の父娘としての生活が戻ります。

その中で事故の加害者の息子と出会い恋に落ちて、結婚します。

(タイトルの「秘密」はなんだったんだろう・・・・・・とモヤモヤしたままDASH!)

 

そして結婚式の当日がラストシーンなんですが、ここがもう涙なしでは読めません。

テディべア、結婚指輪、色んなことが回収されて、平介は直子が今でも藻奈美を演じていることを確信します。

そう、直子は嫉妬でおかしくなって事故の日からずっと立ち止まっていた平介を解放するために、藻奈美を演じきることを決めました。

愛する平介のために。

これが「秘密」ですね。

演じていることに気付いた平介も、敢えて気付かないフリをします。

その代わり、平介は式場で新郎にびっくりすることをお願いするんですが・・・・・・。

はい、号泣笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

ネタバレもいいとこですね、今回は(笑)

盛り上がって書いちゃいましたがえーんドキドキ

 

この物語は、被害者・加害者(この物語では加害者の親族)の苦悩、内面をしっかり書いてあります。

そして不幸にしてそういう立場になってしまった人たちをそのまま放り出すのではなくて、その関係に救いのある結末を用意してあります。

だから嫌いになれませんでした。

東野先生の優しさが出ていると思います。

 

 

とにかく、感動しました。

現実にはあり得ないと分かっているお話でも、涙なしには読めません。

ぜひ、手にとってみてくださいひらめき電球

 

 

またこれは広末涼子さん主演で映画化されてますねおーっ!音譜

こちらも、時間ができれば見てみたいと思いますぼけーラブラブ

 

 

 

みなさん熱中症大丈夫ですか?

暑いので心配ですが・・・・・・こんな時期に涼しく、爽やかな気分になれる物語があれば教えてくださいドキドキ

物語の中に涼を求める笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

では。