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読了 2018.07.09

 

メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。

あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。

時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。

東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれない誰かの物語。

名作『秘密』の原型(プロトタイプ)となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。

 

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書き終わった記事が一回飛んでしまい、久々にイライラマックスに達しています。

どうもこんにちは笑い泣き笑い泣きハートブレイク

まじで心折れました(笑)

嫌いになりそう・・・・・・。

 

それでは気を取り直して。

(でもやっぱり新鮮な感想を届けたかった・・・・・・涙)

 

 

この物語は短編集でした。

初出一覧はこんな感じ。

①シャレードがいっぱい(コットン’90年11月号)

②レイコと玲子(コットン’91年6月号)

③再生魔術の魔女(問題小説’94年3月号)

④さよなら『お父さん』(小説宝石’94年7月号)

⑤名探偵退場(『やっぱりミステリーが好き』新潮社’90年6月刊)

⑥女も虎も(IN★POCKET’97年7月号)

⑦眠りたい死にたくない(小説新潮’95年10月号)

⑧二十年目の約束(別冊小説宝石’89年12月号)

で、各物語自体も面白かったんですが、あとがきが印象的だったので、東野先生のあとがきと共にお送りします。

 

 

まず①シャレードがいっぱい

これはバブル景気真っ只中に、書かれた作品らしいですひらめき電球

意識してそっちに寄せているんだと思っていたら、違ったみたいです(笑)

恋人が残したダイイングメッセージ「A」を元に、遺言を盗んだ犯人を探し当てる物語なんですが、内容も満足でした。

そんでシャレードの意味が「言葉当て遊びゲーム」らしく・・・・・・それを使ったトリックにもちろんなっています。

また私の推理違った〜〜〜笑い泣き笑い泣きハートブレイク

完全に、姉か兄だと思ってました(笑)

 

この本のタイトルの「あの頃の誰か」も、この物語がきっかけだそうですにやり音譜

 

 

次に②レイコと玲子

これは、なんとなく読んでいる間に多重人格の線があるな〜と思ってましたビックリマーク

トリック自体はなんとなく読み解けるようになってますが、終わり方がなんともいえない。

ゾッとしました叫びあせる

玲子が元の人格に戻っていることを切に願います(笑)

 

また今回この作品を一番多く手直ししたとのことでしたが、私はおもしろく読めました。

あ、当たり前かゲラゲラドンッ

 

 

③再生魔術の女

これはほんとに女の執念の怖さを感じました。

養子縁組の女こえ〜〜〜叫び

ターゲットが自殺してもなお、なんとも思わずしれっとしてる辺りが、恨みの深さを痛感させます。

東野先生はこの作品が一番お気に入りとのこと音譜

 

 

④さよなら『お父さん』

私の今回の一番のお気に入りが、これですドキドキ

読み始めた時、こんな切ない物語だとは思いませんでした。

一個前の物語が、あれだっただけに(笑)

これは登場人物が逆だと成り立たない物語だと思います。

さよなら「お母さん」じゃ、ダメなんです。

なにせ、あのウエディングドレス姿の娘を見た時のお父さんが、一番泣かせるんですもんえーんラブラブ

 

東野先生はこれを収録するか非常に迷っていたらしく・・・・・・。

その理由は、長編小説『秘密』の原型だったからだそうです。

ですが、『アルジャーノンに花束を』のダニエル・キースが、アルジャーノンの短編バージョンを短編集に載せていたことに力を得て載せたそうですひらめき電球

 

 

 

⑤名探偵退場

昔、雨の会という若手作家グループがあったらしく、リーダーとして井沢元彦さんや大沢在昌さん等が活動していたそうです。

デビューしたての、宮部みゆきさんもいたとかラブラブ

で、みんなで書き下ろしのアンソロジーを作ろうってなり、『ミステリーが好き』『やっぱりミステリーが好き』この二冊が刊行されたそうです。

うわ〜〜〜この二冊読んでみたいキラキラ恋の矢

今じゃもうお宝なのかしら・・・・・・。

 

この物語は名探偵の最後の事件を少しミステリーっぽく、少しコミカルに書いてあります。

助手が、きちんと名探偵を愛していたのが分かる文章が最後に入っているのがお気に入りです音譜

いや、馬鹿にしたわけじゃないよね?!

 

 

⑥女も虎も

これは6ページくらいのほんとのショートミステリーです。

ミステリーってか、私は落語に近い感じがしました(笑)

ちゃんと『女か虎か』って原作があるんですが、それに少し付け足した感じです。

私は思わず吹き出してしまいましたが、虎の別の意味を分かってないと、最後のオチは分からないかもしれないですえーんDASH!

 

 

⑦眠りたい死にたくない

これもとても短いショートミステリーでした。

登場人物は一人。

話の中に名前は出てきますが、実際言葉を交わすことはありませんうーん

なんでこんなの思いついたんだろ・・・・・・と不思議に思っていましたが、納得。

締め切りに追われ、前日夜から徹夜して書いた東野先生の心情そのものとのことでした笑い泣き汗

(締め切りってやっぱり、相当なストレスなのね・・・・・・叫び)

 

 

⑧二十年目の約束

東野先生いわく、これが一番の「ワケあり物件」だそうです。

いわゆる「駄作」らしいのですが・・・・・・あせる

私はそんなこともなく、すら〜っと読み進められました。

この私がなんとなく結末を予想できたんだから、わざとそんな風に書いたんだろうけども・・・・・・。笑

 

もう少し犯人の心情とか、犯行の動機とか知りたかったですが、短編だししょうがないのかな〜ぼけー汗

まあ、なにせ二組のカップルが無事、幸せになってくれたらそれでよしドキドキ

 

 

内容はこんな感じでした。

とっても「秘密」を読んでみたいえーん!!!

あの物語を長編にしたらどうなるんだろう・・・・・・。

短編だったから、こんなにサラっと感動的でよかったのかな〜とかも思いますが・・・・・・アセアセ爆弾

次本屋さんに行ったら絶対探してしまうと思います。(笑)

 

 

私はお気に入りの作家さんができたときは、必ずその作家さんの短編集を読むようにしています。

私のイメージだけかもしれないですが、短編集を読むと、その作家さんのリズムや、スピード感がより一層伝わってくる気がしますキラキラビックリマーク

どうしても自分に気持ちが良い文体や、リズムってあると思うので、私は毎回、短編集で確認してしまいます(笑)

 

みなさんはお気に入りの作家さんができたとき、どうやって読み込みますか〜??ひらめき電球

また好き・苦手などの判断材料はなんでしょう・・・・・・はてなマーク

ぜひ教えてくださいにやり音譜