***

 

 

読了 2018.03.18

 

第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、絶対味覚=麒麟の舌を持つ佐々木充。

彼はそれを”再現”する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。

直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。

美食に導かれ70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー!

 

 

***

 

読み終えた後のまず一言目は「あっぱれ!」

ほんと初めての作家さんはけっこう警戒して読むタイプだけど、一瞬で文章の感じが気に入って止まることなくラストへ。

ん~、一気に引き込まれてしまった・・・。

これは映画化納得できる!!!

 

けっこう今まで歴史ものを読む中で途中断念だったりが多かった(涙)私でもちゃんと納得させながら読ませてくれる。

荒い感じもなくて小中高で習った歴史をもう一度違う視点から眺めているような・・。

そんな気持ちになりました。

 

内容自体は戦時中と現代を行き来しながら進んでいくパターン。

時代背景も背景だし、そそっかしいのかな、と思いきや、うん。

いい意味で期待を裏切られた!!

なんか温かくて、じわっとくるような話だったな恋の矢

 

そんで結末に向けてのあの盛り上がり感!!

解けそうなんだけど最後の最後までキーを見せてくれないじれったさと、読み進めたくなる繋ぎ・・。

うまい!うますぎる!

 

 

あともう一個。

あとがき見ると「多くの料理人と接してきた彼だから書けた」みたいな感じだったから気になって調べてみたら・・。

そこでまたびっくり。

ビジネスの世界から入ってテレビ番組何本も手掛けて、この小説でデビューだったのね。

そりゃあ、名前聞いたことない訳だ。

 

おもしろそうな番組いっぱい手掛けてた・・。

しかも料理番組?多い。

グルメな先生なのかもな~ひらめき電球

 

今回は料理メインじゃなくて料理人メインのお話だから誰でもグッと物語に入りやすくなっていると思います!!

落ち着いたら映画も見てみようかしら~音譜

 

 

ガンガンのミステリーでもキュンキュンの恋愛ものでもないけど、じわっとくる納得感と温かくなる感じ。

寒い外から帰ってきて、あつあつのスープがのどを通った時の感覚・・。

味わってみたい方はぜひドキドキ

いい一冊をごちそう様でした。

 

 

次は新作!!

好きな作家さんだから楽しみだ~ニコニコ