「何を捨てればいいんだろう?」
「どのくらい減らせばいいの?」
「どう収納したら、きれいな家になるの?」
目の前にたくさんのモノがあると、
どうしたらいいかわからなくなります。
そこで、片付けの本を何冊も読む。
YouTubeを見る。
インターネットで調べる。
SNSで便利な収納グッズを探す。
もちろん、知識を得ることは悪いことではありません。
でも、たくさん調べれば調べるほど、
「結局、私はどうしたらいいの?」
と、わからなくなってしまうことがあります。
■「できない私が悪い」と思っていませんか?
一生懸命勉強しているのに、家が整わない。
本に書いてある通りにやってみても、続かない。
SNSで見た収納方法を真似しても、また散らかる。
すると、
「こんなに勉強しているのに、どうして私はできないんだろう」
「私って、本当に片付けが苦手」
「やっぱり私はダメなんだ」
と、自分を責めてしまう人がいます。
でも私は、そういう話を聞くたびに、
とても残念に思います。
その人がダメなのではありません。
できない人なのでもありません。
ただ、自分に合った考え方や方法を知らなかっただけなのです。
知らなければ、できなくて当然です。
■私たちは「答えは外にある」と教わってきた
私たちは、小さい頃から「正解を見つける」ことに慣れています。
学校の問題には答えがある。
教科書にも答えがある。
先生は正解を知っている。
だから、その正解を覚える。
同じ答えを書ければ、丸をもらえる。
そんな経験を繰り返してきました。
だから大人になっても、
何かわからないことがあると、
つい自分の外に答えを探します。
「先生は、なんて言っている?
」「この本には、なんて書いてある?」
「みんなは、どうしている?」
でも、片付けや暮らしには、
学校のテストのような「たった一つの正解」はありません。
■あなたの家の正解は、本には書いていない
たとえば、「ハサミは、どこに置けばいいですか?」
と聞かれたとします。
キッチンが正解?
リビング?
文房具をまとめている場所?
答えは、その人によって違います。
キッチンでよく使う人なら、キッチンが便利かもしれない。
リビングで使うことが多い人なら、リビングの方がいい。
家族みんなが使うなら、誰でも戻せる場所がいいかもしれません。
あなたがどこで、いつ、どんなふうに使えば一番心地いいのか。
その答えは、どんな片付け本にも書いてありません。
なぜなら、あなたの暮らしの答えは、あなたの中にしかないからです。
■答えを探すのではなく、自分に「問う」
では、自分の中にある答えをどうやって見つければいいのでしょう。
そこで大切なのが、問いかけることです。
「私は、これを本当に使っている?」
「私は、どこにあったら使いやすい?」
「私は、これを持っていると心地いい?」
「私は、どんな部屋で暮らしたい?」
誰かの正解を探すのではなく、
自分に問いかけて、自分で考えてみる。
時には、一人では答えが出てこないこともあります。
そんな時は、誰かに質問してもらうのも一つの方法です。
質問される。考える。言葉にしてみる。また質問される。
また考える。
そんな対話を繰り返していくと、
「あ、私は本当はこうしたかったんだ」
と、自分でも氣づいていなかった答えが見えてくることがあります。
■正解ではなく、「私の答え」を選ぶ
収納方法も、持つモノの量も、動線も、
人によって違います。
暮らしている家も違う。
家族構成も違う。
仕事も違う。
価値観も違う。
それなのに、誰かの正解をそのまま自分に当てはめようとしたら、
苦しくなるのは当然です。
だから、「何が正解?」ではなく、
「私は、どうしたい?」と問いかけてみてください。
答えは、外に探しに行かなくてもいい。
あなたの中にあります。
そして、その答えを一つずつ見つけ、
自分で選べるようになると、
家の整え方だけではなく、生き方も少しずつ変わっていきます。
誰かの正解ではなく、「今の私」の答えを選ぶ。
それが、自分らしい暮らしをつくる最初の一歩なのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
整えライフスタイリスト®
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