私の父はもうすぐ88歳。
認知症が進み、
今日が何日で何曜日か全然わかりません。

それを知るために
自分の部屋からリビングまで
歩いて新聞を確認して
部屋に戻ってくると
何日で何曜日かを忘れてしまうので
自分のノートにそれを記録するまでに
自分の部屋とリビングを10回以上往復します。


家族からしたら
何でそんなに忘れるの?
何で10回もウロウロするの?
何でノートを持っていって
新聞のところで書かないの?
と様々な疑問がわいてきます。


特に81歳の超難聴の母にしたら
そんなノートに書かなくてもいいし
さっき何日、何曜日と教えたし
何回ウロウロしているのか
意味がわからないし
とイライラして怒ります。

「そんなノートはもう書かなくてもいいの!」







父以外の家族にとっての
「普通」「あたりまえ」は
一度見たらすぐには忘れない
同じ行動は何度もしない
ノートに書きたいなら
ノートを持ってくればいい
ノートに書いてもわからなくなるなら
ノートなんて書かなくても良い

でも、父にとっては
「今」しかないのです。

「今」わからなくなったから知りたい

ただそれだけなのです。
見たことも忘れているし
忘れたことも忘れているし
同じ行動をしていることも忘れていて
ノートに書くために
ウロウロしていることも忘れている
ノートに書いたことも
忘れていることも忘れているの。


父にとっての「普通」「あたりまえ」と
私たちにとっての「普通」「あたりまえ」が
全く違うのですよ。


この全く違う
「あたりまえ」を主張し合ったところで
そこからは何も生まれず
ただただお互いに
イヤな思いになるだけなのよね。


これが毎日、日常にあると
「あたりまえ」に支配されている私たちは
とっても苦しくなるのよね。


自分の「あたりまえ」は
みんなの「あたりまえ」ではない
ということを思い知り
実践できるための修行のようです。


認知症のご家族をお持ちの方は
日々本当にご苦労されていると思います。
だからこそ、
「あたりまえ」に支配されずに
お互いを尊重し、受け止める
愛あるコミュニケーションを
日々練習したいですね。

 

 

 

どんな時も

「そうだねー」

と受け止め、

こちらも始めて聞いて答えるように

「○○日だよ」

とおだやかに優しく話す。

 

 

 

私も毎日練習させていただいております。
本当に有難いことだと思います。


こんな風に自分が思う「あたりまえ」と
他人が思う「あたりまえ」が
あたりまえだけれど違うということを
しっかり認識し
自分も相手も苦しめない考え方、思い方が出来るようになると
楽に楽しい毎日になると思いませんか?



「そうだねー」

笑顔(*^^*)

「○○だよー」

 

日々練習、練習♪

 

一緒に練習していきましょう~♪

 

 

 

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