義妹からの話の中に
『あるはずのものが無い』
そのことに気付いて
胸騒ぎがしたわけですが
『当然あるはずのもの』と私が予想して
義妹から一番得たかった情報とは
夫から義実家への連絡でした
連行翌日の夕方以降となれば
とりあえずは当番or国選弁護士のうち
いづれかの弁護士との面会が許され
弁護士を通じて
1か所だけは外界に連絡でき
その連絡先の多くが家族である
そのように聞いていました
ですから
当然、夫は義実家に連絡するはずであり
どのように助けてもらうつもりなのか
その内容を知りたいと思っていたのです
しかし
義実家には夫関連の連絡はなく
何の音沙汰も無し
私選弁護士を自分で探せる状態にない夫が
何をどう足掻くつもりなのか?
親元大好きな夫が義実家に連絡せずに
職場に連絡を頼むことも考えにくく
ただ単に
弁護士との面会が遅れているだけなのか?
どこかに当てがあり
義実家よりも優先する連絡先があるのか?
ただ、そうなると
携帯電話を没収されているので
すでに暗記している電話番号となるはずなのです
夫の動向が全く分らず
連行された時の
不可解な笑みと相まって
何となく不気味な予感に襲われました![]()
とはいっても
今、圧倒的有利なのは私
上手く行っている時ほど
気を抜いてはいけませんが
起こってもいないことに
気を揉んでいても仕方ありません
法的な問題を弁護士に任せられる現在
次にすべきことは
夫の影に怯えることではなく
義実家よりも早く
本家に謝罪や挨拶をして
ご近所さんたちへの
世論コントロールにも力を入れること
先手必勝でございます![]()
夫が留置場で焦り苦しみ
義父母が出荷すらできず嘆いている
その一方で、私は
自由に動き回って
やれることは全部やってやる
自分の将来のことだけ考えるのだ
そう強く思うことで
脳裏に焼き付いた夫の笑顔と共に
余計な雑念を振り払いました
そして
私が次に連絡したのは
『本家』でした
幼少の頃からいつも味方でいてくれた
大旦那様がいてくれたからこそ
本家は威厳があっても
恐ろしいところではありませんでしたが
このような事件を起こしてしまった私を
今までと同じように受け入れてくれるかは
未知数です
地域の平和と発展のために
長年尽力してきた由緒ある本家
分家のこのような騒動で
泥を塗られた本家の方の心情を思うと
必要なこととはいえ
お会いするのは気が重く
”このまま逃げてしまいたい
大旦那様の困る顔は見たくない
何と説明したら理解してもらえるか
いや、そもそも共感は無理だろうな
”
訪問のための連絡をするだけで
小心者の私の手は
カタカタと震えが止まりませんでした![]()
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