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分子栄養学にまつわる身体の話
日常から得た気付きや
気になる情報を発信しているブログです。



















前回は、
「同じことをしても同じ結果にはならない」
という個体差の話を書きました。
今回は、その土台になる
「エネルギー」の話です。
体にとってエネルギーは、
いわば“動くための燃料”です。
このエネルギーが足りていない状態では、
どんなに良い栄養を摂っても、
うまく活かすことができません。
例えば、たんぱく質。
本来は、筋肉や皮膚、髪の毛、
ホルモンや酵素など、
体を作る材料として使われてほしいものです。
でも、エネルギーが不足していると、
体はまず「生きるため」にそれを使ってしまいます。
つまり、材料としてではなく、
燃料として使われてしまう。
これは、かなりもったいない状態です。
そしてもう一つ。
「痩せたい」と思っているのに、
なかなか脂肪が燃えないという方。
この場合も、
エネルギー不足が関係していることがあります。
体に十分なエネルギーが入ってこないと、
体は“節約モード”に入ります。
その状態では、脂肪をどんどん燃やすどころか、
むしろ守ろうとする方向に働くこともあります。
ここで大切なのは、
「減らす」ことよりも、
まず「足りているか」を見ること。
私自身も、
この“土台”を見直したことで変化を感じた一人です。
長い間、鉄欠乏性貧血に悩んでいました。
鉄を摂っても改善せず、
むしろお腹を壊してしまうこともありました。
でも、食事全体を見直して、
特にたんぱく質を意識して摂るようにしていったところ、
20年以上続いていた状態が、
数ヶ月で改善したという経験があります。
栄養は、単体で考えるものではなく、
「どう使われるか」まで見ていく必要があります。
そしてその前提にあるのが、
エネルギーが足りているかどうかです。
なんとなく疲れやすい、
朝がつらい、やる気が出ない。
そんな日常の不調も、
この“エネルギー不足”が関係していることがあります。
次回は、
「食べているのに足りていない?」
というテーマで、
消化や吸収の視点から、
もう一歩深く見ていきます。
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