金子文子と朴烈 | いつもと同じはずが無い ~ミー将軍と共に~

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ミー将軍てのは先代であります。猫ですが将軍でした。
天国に旅立ちましたが、今後も先代の魂とともに頑張りたいと思います。

ブログの内容は何を書くかとか決めません、ノープランでやってます。
ただ言えるのはこれが『とある猫が好きな将軍』の頭の中であります。

どうも、猫将軍です!マトンカレーが好きです

 

また行ってきましたよ~、川越スカラ座!

観てきたのはコチラ

『金子文子と朴烈(パクヨル)』2017年の韓国映画です

ちなみに原題は『박열(パクヨル)』でした

 

大正期の日本に実在した金子文子とパク・ヨル、

この二人をモデルにしたドラマ映画です

 

あらすじ

舞台は大正時代の東京。

金子文子は朝鮮人アナキストのパク・ヨルの詩に心を奪われる

そしてパクに出会うとすぐに恋人、そして同志として生きることを決意する

しかし1923年9月1日、関東大震災により日本は大混乱に陥る

政府は内務大臣の水野錬太郎を筆頭に、

人々の不安を鎮めるため、朝鮮人や社会主義者を無差別に総検束する

検束された文子とパクは、自分達の誇りと愛の為、

強大な国家に立ち向かうことを決意する…

 

 

感想(例によって某サイトに載せたのの編集版です)

 

この映画、女優チェ・ヒソの凄さにとにかく驚かされます!
日本人女優かと思ってしまう程に流暢な日本語を使いこなし、
更に辛く悲しいな生い立ちでありながら、

自身の信念と愛の為に強く生きた金子文子という女性になりきる演技力!
波乱万丈な生涯を送った金子文子という女性であることを納得させる、

本当~に素晴らしいものでした

もちろんパク・ヨルを演じたイ・ジェフンも素晴らしかった!
飄々としているようで、何物にも屈さない芯の強い男を自然に演じています

あぁ、こんな意志の強そうな男なら金子文子も惚れるわって思いますもん

初めはこのパク・ヨルの活動に心を動かされた金子文子が、

彼についていく感じなのかと思ってましたが、
実際はパク・ヨルと共に歩み、

時にはパク・ヨル以上に行動を起こしていたのを知って驚かされました

映画は1923年の関東大震災後、

混乱する日本で無差別に行われた朝鮮人の虐殺や検束などを描いています
だからといって日本をただ悪者にする訳ではなく、

日本人の中にも多くの理解者がいたことも描かれていたのが印象的でした

特にパク達と共に闘った布施辰治て弁護士が出てくるんですが、

あのような理解ある方がいたのは同じ日本人として嬉しい限りです


社会派な歴史モノのようでもありますが、

物語の軸となっていたのはやはり「二人の愛の物語」だったように思います
お互い厳しい境遇を強く生きてきた者同士、通じ合うものがあったのでしょう
その国を超えた、深く激しい愛は観ていて心を揺さぶられました

あれだけ激しい恋愛ができるなんて、どこか羨ましくもある位です


暗い映画になりそうな内容ですが、

金子文子とパク・ヨルはどんな時も気丈に明るく振る舞い、

この映画の雰囲気を明るくしてくれています

特にチェ・ヒソの表情豊かな演技は良かったです!

チェ・ヒソが劇中何度も見せる顔をクシャっとさせた笑顔、

これが本当にめちゃめちゃ可愛いんだよぉ~っ!

 

あとこの映画、実は半分以上日本語なんですが…

韓国の俳優陣の日本語力が異常に高い!

もうどれが日本人俳優か分かんないよ、本当に!


 

…という訳で、『金子文子と朴烈』!

愛と誇りの為、強大な権力と闘った人達を描いた素晴らしい映画なので、

偏見無しで是非多くの人に鑑賞して欲しいです

 

 

おしまい