俺たちに明日はない | いつもと同じはずが無い ~ミー将軍と共に~

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ミー将軍てのは先代であります。猫ですが将軍でした。
天国に旅立ちましたが、今後も先代の魂とともに頑張りたいと思います。

ブログの内容は何を書くかとか決めません、ノープランでやってます。
ただ言えるのはこれが『とある猫が好きな将軍』の頭の中であります。

シリーズ・こんな実写版「ふたりはプリキュア」はストロング・スタイルだ

「吉田沙保里が一人二役で主演している」

 

こんばんは、猫将軍というヤロウです

 

今日は休みだったのでDVDを観ました

『俺たちに明日はない』1967年のアメリカ映画

原題は『Bonnie and Clyde』、単純に「ボニーとクライド」ですわな

いつもは腹立つ邦題だけど、これには結構センスを感じますね

 

世界恐慌時代に実在した銀行強盗ボニーとクライドをモデルに、

二人の出会いから死に至るまでを描いたクライム・ムービー

 

いわゆるアメリカン・ニューシネマの草分け的な作品でありまして、

やはり理想への挫折・虚無感などを描き、反体制的・退廃的な雰囲気を感じます

 

まぁ予備知識無しでいきなり観たらどうか分かりませんが…

世界恐慌という不況の中、社会への不満を誰もが感じていた時代、

人々の鬱憤を晴らすかのように暴れ回る二人に皆が興味を惹かれたでしょう

しかもそれが情熱的に愛し合う二人だなんていかにも映画的です

 

そして上映されたのはベトナム戦争介入等で揺れる時代のアメリカ、

様々な時代背景を感じながら観るとまた味わい深くなりますね

 

 

映画前半から次々に犯罪を重ねていくボニーとクライドの二人

途中でC・W・モスやクライドの兄夫婦を仲間にしながら突っ走ります

 

でも貧乏人や農夫には優しいクライド、

それには彼の生い立ちが関係しているんです…

どうあがいても貧しさから脱せない、希望の無い時代、

そんな社会への怒りが彼の原動力だったのかもしれません

同じくそうした時代を生きる中の虚無感などから、

ボニーはクライドに惹かれ一緒になってしまったように思います

 

スリルを味わい、今を生きるクライド達ですが、

物語後半から辛い逃走生活へと転落していきました

ボニーの母に会った時から流れが変わったような気がします

ボニーの母の、「お前たちは一生逃げるしかないよ」というセリフ…

そこで二人が現実に引き戻されたような、なんとも印象的なシーンでした

 

ラストはまぁ…知ってる人は知っている、有名なシーンですよね

あまりにもあっけなく終わります、それが現実と言えば現実ですが

それは巨大な体制に潰される弱者達を象徴しているようでもありました

 

もちろん彼らのしたことは決して許されることではありません

しかし、何が彼らをそこまで掻き立てたのか!?

そしてなぜ人々は彼らに熱狂したのか!?

様々な時代背景と共に考えると、

この映画がどれだけ激しく、切ない作品なのかが見えてくるのです

辛く厳しい時代、多くの人々がボニーとクライドの最後を自分に重ねたのでしょう

 

まぁ~それはそれとして…主演二人の美しく素敵なこと!

クライドを演じるウォーレン・ベイティも、

ボニーを演じるフェイ・ダナウェイ(めっちゃセクシー!)も素敵過ぎ!

物語もさることながら、この二人にもウットリしちゃいますね

それと、こだわりを感じる衣装にも是非注目して欲しいです

 

 

という訳で、

アメリカン・ニューシネマを語る上で避けては通れない名作、

『俺たちに明日はない』!興味を持たれた方は是非どうぞ(・ω・)ノ

不安定で辛い時代を生きた人々の想いを噛みしめつつ観て欲しいわ( ˘ω˘ )

 

 

おしまい