ノンタイトル_03 | Gooseの戯言

Gooseの戯言

アホな真面目

何気に初め
また
何気に消える
かも

まー

お気楽な戯言なんぞ

(*..)(..*)コソコソ


米粒がパラパラと

傘に当たる音


静かに降る朝


時たま


ボツんと音を奏でる




フィクションは


一歩で


具現化する





今日の様な朝


紙袋の取っ手が濡れ

抱えてる女性


肩からは

アルトサクソホン


そして

大きく傾く傘




つい声をかけた


持つよと




普通なら遠慮されそうだが

彼女から出た言葉は



助かる




背は俺の肩くらい

ショートカットが似合う



紙袋の中は

友から貰った楽譜やら本だ



4階建のマンション前

彼女に紙袋を渡そうとしたが



入ってー



おいおい良いのか?

会ったばかりだよ

と

思いながら着いて行く




凄くサッパリした人だ

まるで長年の友でも部屋に招くように



部屋は女性っぽいと言うより

音楽好きが溢れてた


どうやらお茶を入れてくれてる


いや

コーヒーの香りだった



音楽ステッカーが

ビッシリ乱雑に貼られた

小さなテーブルに

カップを置かれ




さっき

紙袋持たれた時

女性の匂いしたね〜




と

聞かれた




彼女の家から出て来たの?





まさか

昨夜たまたま知り合った

とは言えず






友達?






バレた言い方で返してしまった




濡れたサクソホンのケースを拭く

彼女に




それアルトだよね

見ていい?




自慢げな顔して彼女は

ケースを開けた


中を見るなり

俺は





セルマー





彼女の驚きと

共感は


土砂降りの様に

俺に降りかかって来た









外は

まだ静かな雨なのに












さて

フィクション?


事実?








では(。・o・。)ノ