先週2月18日、パンダくんが旅立ちました。
庭に現れたのが2005年、もう成猫だったので推定17才以上だと思います。
パンダくんが来てからの事をずずっと書いてみます。
2005年、庭にクロ太がひょっこり現れました。
クロ太はとっても懐っこくて初めて会ったのに膝の上に乗ってくるほどでした。
ご飯をあげるようになるとパンダくんもやって来るようになり、日中はクロ太と庭で過ごしていました。
たぶんクロ太と行動を共にしていたようです。
クロ太は去勢していなかったけどパンダくんは去勢してありました。
もしかしたらどこかで飼われていたのかもしれません。
でもあまり懐かなく警戒心が強かったです。
クロ太は庭を縄張りにして庭で寝て過ごしていたけど、パンダくんは寝床に帰っていました。
残っている中で一番古い写真、2007年携帯で撮影。
クロ太が庭の縄張りを守るため他の猫と喧嘩しているとパンダくんはクロ太に加勢して一緒に喧嘩をしていたので、クロ太の良き相棒だったと思います。
そんなある日、庭の笹がガサガサと揺れているのに気がつきなんだろうと思い庭を見るとパンダくんが倒れて痙攣発作を起こしてました。
口は真っ青でまさに顔面蒼白状態。
急いで病院へ駆け込んだけど原因不明で獣医からはこのまま逝ってしまうかも…
そう言われ入院したけど無事退院。
当時猫は5匹に犬を1匹飼っていて、これ以上は無理だったのでそのまま庭に放しました。
2009年、雨が降るある日家の隣の駐車場でずぶ濡れで動けなくなっているパンダくんを発見。
これまた急いで病院へ駆け込むと骨盤を骨折していると診断されそのまま入院。
便が通るように骨盤を広げてもらい、歩けるようになるのかは不明と言われ仕方なく退院後は家に迎える事にしました。
懐いていないため、入院中はできるだけ面会へ行き慣れるようにしました。
ただいきなり面会へ行っても怖がるだけなので、相棒のクロ太を連れて一緒に面会へ。
これにはパンダくん大喜びで、クロ太を見るとニャーニャー鳴いてクロ太にスリスリしてました。
面会へ行った時に撮影。
クロ太にとってはかなり迷惑だったみたいで、退院間近の頃は面会へ行こうと庭にいるクロ太を捕まえに行くと逃げ回っていた。
退院後、当時は物置部屋に寝ていたので枕元にパンダくんのケージを用意して看病する事に。
まだ歩けなかったのでトイレなどの介助をして、動けない事をいい事に人馴れするようにと、膝の上に乗せて毎日毎晩触りまくりました。
その甲斐ありぼくの膝の上大好きで撫でられるの大好きになりました。
ただ先住猫と会うのは嫌がり、歩けるようになっても部屋から出る事は滅多になく、昼間は部屋の隅の物陰に隠れジッとしていて、夜寝ようと部屋へ行くと物陰からゴソゴソと出てきて膝の上に乗り、布団で一緒に寝る毎日でした。
ただそれでは可哀想と思い、これまた時々クロ太を連れて来てクロ太に会わせるととっても喜んでました。
家を建て替える事になり仮住まい先へ引っ越す事になり、この時にクロ太も家に迎え、パンダくんも先住猫と一緒に暮らすようにさせました。
先住猫とどうなるか心配だったけど、パンダくん自身性格が優しくて協調性のある子なので、自分から喧嘩を吹っ掛ける事もなく、先住猫から威嚇されてもやり返す事なく無事みんなと一緒に暮らす事に。
でも新しい家ができて住み始めるとユキちゃんの執拗ないじめが始まる…
茶太郎が性格が優しい子なのでよく茶太郎の近くにいた。
クロ太は家に迎えるとみんなに喧嘩を吹っ掛けみんなから総スカンくらい嫌われ者に…
そんな事がありパンダくんもクロ太と少し距離を取り始めた。
家が完成して新居に引っ越し。
猫専用の部屋も用意したので猫たちはみんなそこで寝てもらうようにした。
しばらくするとユキちゃんがパンダくんをいじめはじめた。
気がついた時はユキちゃんを叱るようにしていたけど、パンダくんの悲鳴がどこからともなく聞こえる事も多く、それでもパンダくんはやり返したりせずジッと耐えていた。
あまりにも可哀想なので
”パンダくん思いっきりユキちゃんやっつけていいよ!”
ぼくも加勢するからと言った事もありました。
なつが来てもパンダくんすんなり受け入れてくれました。
誰か喧嘩しているとパンダくんはニャーニャー鳴きながら間に入って仲裁する事が多々ありました。
リビングは落ち着かないようで、よく猫の部屋で日向ぼっこを楽しんでいた。
ユキちゃんのいじめもありマーキンガーもいたりで、就寝時は猫の部屋にケージを設置してそれぞれのケージで寝かすようにしました。
ケージを設置するとパンダくんはケージの中は安全と思ったのか、日中もほとんどケージで過ごすようになりました。
たぶん骨盤の骨折で高い場所などへ飛び乗ったり素早い動きができないので、何かあった時に対処できないとの判断なのか、ケージの中だったら誰も入ってこれないので安全と思っての事なのか…
ちょっと淋しいけどパンダくんの好きなようにさせ、起床時はケージから出しリビングを一通り徘徊すると猫のトイレ掃除しているぼくの所に来てケージに入れてと催促するのでケージに入れてました。
そのためパンダくんのケージは一番陽当たりの良い場所に設置。
一日のほとんどの時間をケージで過ごしていた。
夏は陽が当たり暑いので遮光して冷え冷えシートやエアコンで温度調整、冬は陽当たり抜群とホットカーペットでぬくぬくでした。
たまにはケージから出すようにして気分転換させてました。
自分からは高い所へ登れないけど高い場所を好んだ。
たぶん高い場所だと周囲を見渡せて危険が迫るのがわかりやすいからかなと思ってます。
野良生活がそこそこ長いので自己防衛本能が高いと思います。
高い場所へは抱っこして登らせて、下りたくなると鳴いて呼んでました。
日中はそんな生活だったけど、夜ぼくが寝る前の1時間くらいリビングでテレビを見る時間があり、その時はケージから出してぼくの膝の上に乗せて一緒にテレビを見てました。
パンダくんそのテレビの時間を毎日楽しみにしているようで、その時間近くなると鳴いて呼んでました。
膝の上に乗せて撫で撫ですると気持ちいいのかヨダレダラダラ状態によくなってました。
テレビの時間の膝の上でデレデレ状態のパンダくん。
パンダくんにとってはこの時間が一番楽しみな時間だったようです。
2014年、起床のためケージから出すとグッタリしてまったく起き上がれない状態。
急いで病院へ。
心臓と心臓を覆っている膜の間に水が溜まり心臓を圧迫する心嚢水と診断。
急いで注射器で水を抜く処置をすることに。
ただし麻酔はできない、麻酔をかけるとこのまま死んでしまう可能性があるとのことで、麻酔なしで心臓のすぐ横に注射針を射して水を抜きました。
おとなしい子なので針を射している時もジッとおとなしくしてくれてました。
獣医も絶賛の子でした。
ちなみにこの時の病院はかかりつけの病院は日曜日で休診だったのでかかりつけじゃない病院。
そのまま入院となり、退院後もまたしばらくして水が溜まってきたので再度注射器を射して水を抜いてもらい、この時もおとなしくしていてまたまた獣医絶賛でした。
2017年、老後のために歯石取りをしてもらおうと当時のかかりつけの病院へ。
心嚢水の治療をした事がある事を伝え念のためエコー検査をしてもらう。
心嚢水はなかったけど肥大型心筋症が見つかり、このまま歯石取りのため麻酔するとそのまま死んでしまう可能性があるため、歯石取りは中止で肥大型心筋症の治療をすることに。
投薬治療で薬を飲ますと副作用でご飯を全く食べなくなり、このままだとご飯食べなくなり死んでしまうので投薬治療を中止することに。
獣医からはいつ死んでもおかしくないと言われた。
投薬を中止しても食欲が戻るまで三カ月もかかり、その間は毎日3回シリンジで流動食を与えた。
これまたパンダくん嫌がらずに上手に流動食を食べてくれて助かりました。
肥大型心筋症の事を気にしながらもその後は穏やかに過ごしてくれました。
2021年1月下旬、急にご飯を食べなくなった。
二日間は様子をみたけど食欲戻らずで通院。
一昨年からメインの病院を心嚢水の処置をしてくれた病院へ変えているので、パンダくん久しぶりにこの病院へ通院。
4年前肥大型心筋症と別の病院で診断された事を伝え、当時の検査記録を提出。
獣医から肥大型心筋症で4年も生きている事はないので誤診では?
そんな感じでエコー検査してもらうとしっかり肥大型心筋症の兆候が見られて獣医はビックリしていた。
パンダくんって生命力がある子なんですね。
血液検査で極度の貧血と判明、その他は白血球数が異常に多いがその他は年齢を考えるとまずまずとのことでした。
それから週二回点滴のため通院と毎日投薬、食事はシリンジで流動食を一日三回流し込んで与えてました。
この時もパンダくんおとなしく流動食を食べてくれ、食べ終わっても口の周りがとってもきれい。
ユキちゃんも流動食をあげていて、ユキちゃんも上手に食べてくれるけど、パンダくんはもっと上手に食べてくれました。
就寝時だけケージで寝かすようにして日中はリビングで過ごさせました。
でもやはり高い場所が安心できるのか、ソファーのヘリの部分に自分から上がりそこでずっと寝ていました。
ソファーのヘリで寝ている。
トイレと水を飲む時以外はずっとこの場所にいました。
猫は体調が悪いと触られるのを嫌がるけど、この状態でもテレビの時間は膝の上に来たがったので膝の上でテレビを一緒に見ていました。
いつもぼくが寝る時に猫の部屋へ行ってみんなの様子を見て寝ています。
2月の第二週くらいまではパンダくん落ち着いて寝ているので大丈夫でした。
時々夜食の缶詰ご飯を食べたりもしてくれてました。
2月14日くらいから夜中に様子を見にいっても目を開いて寝ていない様子。
眠れないのは辛いだろうと思い16日から一緒に寝ることに。
パンダくんと一緒に寝るのは8年ぶり、猫の部屋に布団を敷き枕元にパンダくんの寝床を作りそこへ寝かせました。
最初は目を開いたまま寝る様子がなかったけど、急にモゾモゾ動き出したので布団に入りたいのかと思い布団を上げて入るスペースを作ると布団の中に入って来ました。
そして昔のように腕枕してあげると安心したのか目を閉じてそのまま気持ち良さそうな顔をして寝てくれました。
寝顔を見た時、もっと早くから一緒に寝てあげればと後悔。
寝ている途中ぼくの不注意で布団におしっこをされてしまいました。
翌朝風呂場で布団を足踏み洗濯することに。
17日、パンダくんがヘンな鳴き声で鳴いたかと思ったら発作。
10分ちかく発作が続き一旦は落ち着いたけど再度発作。
この日の夜は猫の部屋が狭く看病がし難いのでリビングで寝ることに。
昨日のように落ち着いて寝てくれる事はなく、朝まで1時間おきくらいに鳴いていた。
夜中にユキちゃんがやってきてパンダくんの前に座りパンダくんの顔をジッと見つめていた。
なにか伝えたい事があったのかな…
ユキちゃんはケージに寝かせないで自由にさせてる。
18日、かなり衰弱しているので喉に詰まらせたりすると怖いので流動食をどうしようか悩んだけど与えてみると、全部は食べてはくれなかったけどきれいにこぼす事なく食べてくれました。
これが最後の食事でした。
食事後目を閉じて寝てくれていました。
目を見開いている時の方が多かったので、目を閉じて落ち着いていてくれて嬉しかった。
目を閉じて寝ているところ。
ユキちゃんに点滴を打つ日だったので、ちょうど時間が空いたのでユキちゃんに点滴を開始。
この日はソファーのヘリは落ちる危険があって怖いので、少しでも高い位置の方が安心するかと思いソファーのクッションで寝かしていました。
ユキちゃんの点滴を開始直後パンダくん口を大きく開けて呼吸を始めました。
ただし早い呼吸ではなく息ができない感じでゆっくりと…
もうこれでお別れになっちゃうと思い、母ちゃんにパンダくんさすってあげて!とお願いして、ユキちゃんの点滴が早く終わるように輸液パックを思いっきり握って速攻で点滴を終わらす。
点滴が終わり急いでパンダくんのもとへ行くとさらに口を大きく開けて呼吸がゆっくり。
『パンダくんよく頑張ったね!』
『ありがとう!』
『パンダくんと過ごせて楽しかったよ!』
『パンダくん!』
『ありがとう!』
なんとかパンダくんにお礼の言葉をかける事ができ旅立って行きました。
しばらくパンダくんを褒めながら撫で撫で…
お店が開いてるうちにとドライアイスと棺と花を買いに。
買い物が終わって家に戻るとちょうどリビングに夕陽が入ってました。
パンダくんを触るとまだ暖かくて体も硬直していなく柔らかく眠っているみたい。
少し一緒にテレビ見ようか、そう言っていつものテレビの時間のようにチェアに座りパンダくんを膝の上に乗せて一時間くらいボーっとしてました。
その間もパンダくん柔らかくてほんとに眠っているみたいでした。
眠っているようなパンダくん。
もう苦しくないね。
その日の夜は猫の部屋に布団を敷いてみんなと一緒に寝ました。
19日、火葬場へ。
火葬場へ行く前、みんなに
”パンダくんとお別れするよ”
そう言って棺の蓋を開けておくとみんなお別れの挨拶にやって来ました。
写真は挨拶に来た順番に掲載。
棺の蓋を閉めようとするとクロ太が再びやって来ました。
クロ太は野良時代からの一番長い付き合い、淋しいよね…
ユキちゃんは挨拶に来ませんでした。
一昨日の夜中にパンダくんの顔をジッと見ていた時にたぶんお別れをしていたのかもしれません。
パンダくんとは16年間の付き合いでした。
長いようであっという間、保護した当時物置部屋で一緒に寝ていた時、パンダくんサナダムシがいたみたいで、最初気がつかなくて白くて小さい物がたくさんあるなぁ…って思っていたらサナダムシの卵がいっぱい…
そんな布団でパンダくんと一緒に寝ていたこともあり今となっては楽しい思い出。
最後までマーキンガーだったのでオムツがとれなかったけど、他は文句の付け所がないくらいのおとなしくて優しい子でした。
何回も命拾いしたので強運の持ち主でした。
最期もしっかりと看取れて良かったです。
ありがとうパンダくん。
楽しい思い出をたくさんありがとう。
淋しくなるけど先に逝っているちーちゃんやラムたちと仲良く暮らしてね。
いつの日かまた会える事を楽しみにしています。
ありがとう、パンダくん。
享年推定17才。




























