前回の続きです。
2023年の夏も終わる頃、Bruachのショーンさんから音楽教室の質問箱にメッセージをもらいました。
当時のメッセージを見てみると
『こんにちは、カヨさん。私の名前はショーンです。
実はレッスンを探しているわけではなく、現在フィドル奏者(ケルト音楽のバイオリン奏者)を探しているエロール拠点のトラッド/ロックバンドのメンバーです。カヨさん、またはお知り合いの方で興味のある方はいませんか?』
私の返信は
『ショーンさんメッセージありがとうございます。私は主にオーケストラで演奏していましたが、自分の技術が合えばバンドで演奏することにも興味があります。どのくらいの頻度で集まっていますか?
今私の教室には一定の演奏レベルを持つバイオリンの生徒はあまりいませんが、機会があれば他の音楽教師に声をかけてみますね。よろしくお願いします。カヨ』
という感じのやりとりでした。
そのあとにショーンさんが情報を送ってくれたFacebook やInstagram などを見ると、男性4人のグループでステージに立っている写真がいくつか。
週に一度ほど練習していて、趣味のサークルみたいな感じだから気軽に練習に参加してみませんか?という流れになりました。女性1人で行くのにちょっと抵抗はあったものの、元々理系出身で女性があまりいない環境にも慣れていたし、割と近所だからサッと顔は出せそうだなぁと思い、人生で生まれて初めてのバンド活動にドキドキしながら参加しました。
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少し緊張しながら、待ち合わせ場所の小学校の前へ。それからショーンさんの車についていき練習会場へ。バイオリン奏者はもう1年以上探していたようなので、私が来たことをみんなとても喜んでくれました。
とりあえず曲を聞かせてもらいながら、演奏出来そうな部分があれば入ってみて、という感じ。BRUACHのメンバーの演奏は完成度が高くて、聞いているだけでも楽しく過ごしました。また、楽譜を見ながら弾くクラッシックの世界から来たら私には、いきなり『弾いて』はビックリだったのですが、弟妹と一緒にピアノやギターやフルートを弾いて遊んでいた感覚で楽しく何曲か合奏。私は今までスコットランドの伝統音楽にはそれ程多く触れてこなかったので、どれも新鮮に感じました。
基本的にはのんびりやっていて、たまにステージに立つという話だったのですが、その『たまに』が4週間後という。Bruachとしては20曲弾くけれど、私はそのうち3曲に入るという話で、『あれ?趣味のサークルって結構人前でも弾くんだなぁ』と、近所のクリスマス会でピアノ伴奏するような気分でスタート。ただフィドル用のマイクが無いという事で、色々とマイクを注文して頂いたのですが調整が間に合わず、最終的にはメンバーの家族が昔購入した電子バイオリンで出演する事になりました。
私が入る以前のBRUACH
左からボーカルのデービーさん、ベースのショーンさん、ギターのフィリーさん、ドラムのニールさん
