ラファエロ前派展 | グルコサミン博士のブログ

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「ラファエロ前派展」を見に行ってきました。

1848年、英国のロンドンロイヤルアカデミーの生徒7人が、ラファエロを規範とする当時の保守的なアカデミズムに反旗を翻しました。

彼らの目標とするところは初期ルネサンス芸術。純粋や素朴の追求に立ち返るべく「ラファエル前派兄弟団」を結成しました。その時の中心人物がミレイ、ハント、ロセッティの3人でした。

しかし、彼らは二十前後の青年たち。絵画に対する強い信念で結ばれていたわけでなくどちらかというと情熱。そんなこともあってか、グループとしての活動は僅か5年程度。それ以降はそれぞれが独立して活動をすすめていきました。

本展示会では、グループ時代のミレイ、ハント、ロデッセイの作品やソロ活動時代の彼らや彼らに影響を受けた作家たちの作品が公開されていました。



全体の印象は、非常に写実的。風景や草木花、人間さえも、その本質をえぐられるような表現だと思ったのです。



今回は、素敵な絵が多すぎて、どれをあげていいのやら。


 



『オフィーリア』 ジョン・エヴァレット・ミレイ 1851-52

これは、今回の展覧会の目玉作品でした。





 



『釈放令 1746年』 ジョン・エヴァレット・ミレイ 1852-53

女性はいつの時代でもやっぱり、シビアだ。。。と思った一枚(笑)






『見よ、我は主のはしためなり(受胎告知)』ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 1849-50

羽根のないカブリエルと、まだ幼い少女のようなマリア。







『最愛の人(花嫁)』 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 1865-66

花嫁のまとうドレスの色彩が、すごく美しかった。これは日本の着物の様々な要素を基調としているのだそうです。

本展示会のもうひとつおもしろかったところは、彼ら3人と周りの人との人間関係が紹介されていたのです。純愛あり、不倫あり、三角関係ありで。

本展はまさにミレイ、ハント、ロセッティの青春グラフィティとその後の彼らの生き方のドラマを見ているようにも感じました。

また、フランスやイタリアの作品と異なり、本展示作品では文学的な香りがしました。やはり、シェイクスピアを産み出したお国柄でしょうか。19世紀後半の英国絵画史に触れた感じがいたしました。



開催期間:2014125日(土)~46日(日)
※会期中無休
場所:森アーツセンターギャラリー

(六本木ヒルズ 森タワー52階)

http://www.roppongihills.com/facilities/macg/
開館時間:10:0020:00
1月、2月の火曜日は17:00まで。

※入館は閉館30分前まで
「ラファエル前派展」公式サイト:
http://prb2014.jp/